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古代天皇の秘密 (角川文庫―神津恭介シリーズ)
  

古代天皇の秘密 (角川文庫―神津恭介シリーズ) [文庫]

高木 彬光
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

神武天皇は実在したか、ヤマト朝廷の統一は何を意味しているのか。恭介の名推理は、果して歴史の闇に光を当てることが出来るのだろうか!? 推理界の巨人が放つ本格歴史ミステリー。(山前 譲)

内容(「BOOK」データベースより)

あの名探偵・神津恭介がバイクにはねられ、重傷を負って入院した。だが、思いのほか回復が早い。病床を見舞ったよきパートナー松下研三は、療養中の恭介の退屈しのぎに、ひとつの提案をした。「成吉思汗の秘密」「邪馬台国の秘密」に続き、もう一度ベッドディテクティブを試みてはどうかというのだ。日本古代史の大きな謎、神武天皇は実在したか、ヤマト朝廷の統一は何を意味しているのか…。厚いベールに閉ざされた日本の成立を推理しようというものだ。恭介の名推理は、果して歴史の闇に光を当てることが出来るだろうか!推理界の巨人が放つ本格歴史ミステリー。

登録情報

  • 文庫: 335ページ
  • 出版社: 角川書店 (1987/12)
  • ISBN-10: 4041338743
  • ISBN-13: 978-4041338742
  • 発売日: 1987/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 224,374位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 「成吉思汗の秘密」「邪馬台国の秘密」に続く、高木彬光氏のベッドディテクティブもの第三弾。

 著者にとって集大成的な作品とあって、推理小説の域を超えた「歴史検証もの」に仕上がっている。「記紀」や古代史に対する下知識が無いと理解するのが難しいところもあるが、「神武東征」と「神宮皇后と応神天皇」の関係を明快に推理する等、非常に興味深い内容となっている。

 本書で古代史に興味を持たれた方は、高木氏とともに本書の著作のお手伝いをされた、澤田洋太郎氏の「天皇家と卑弥呼の系図」(新泉社)も併せて読まれることをお勧めする。本書の歴史像よりさらに広い視野に立って論証されており、日本古代史の全体像を明快に述べられている。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
出てくるのが『古事記』『日本書紀』、そして日本神話。ほとんど私が輪郭しか知らないような文献を元にするのですから、これはよほど古代史が好きな人か、戦前教育を受けた人でもないと苦しいでしょう…。その矛盾や齟齬、こじつけ、通説などもほとんど知らないので、意外性を受けるだけの基盤がないのです。

史料を元に神津が推理していくのですが、これがどうも恭介が正解を知っていて、それに向かって松下たちをリードしているようにも見られます。天才だから当然なのかもしれませんが、普通の殺人事件とは違って、違和感を覚えてしまいました。

普通の事件とは違って史料は松下とのミーティング前に目を通している訳ですから、データは全て揃ったので、いくつか他の史料で検証をすませれば真相開陳というわけで、安楽椅子探偵のフォーマットに則っているといえるのは確かなのですが…。

ただ、大きな謎がないために謎を順番にほどいて行くので、カタルシスが生まれないのが致し方ないが、欠点ではあります。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
二度あることは三度ある。名探偵 神津恭介が三度目の入院、ベッドの上で日本古代史の謎に挑む。

今回は古代天皇の真偽や神武東征、大和朝廷の成立の謎などを解明していくのだが、相棒役の松下研三が「ずばり“これが謎です”とはいいにくくて」と言うように、読み終わっても歴史ミステリの前々作「成吉思汗の秘密」や前作「邪馬台国の秘密」のように素直に驚けず、いま一つスッキリとしない。

ある程度の古代史の知識、「古事記」と「日本書紀」ぐらいは読んでいないとついていけないんじゃないかな?私は読んでいてもついていけませんでしたが…。そういう意味では万人向けでない、読み手を選ぶ作品といえます。
興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。

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