古代エジプトの神についてを確かに取り上げてはいるが、
基本的には、それに関連させた古代エジプトの地理や、特に歴史についての記述が多い。
諸外国とのかかわりについてなど、オリエント全体から見たエジプト、その比較などが書かれている。
宗教観については、筆者独自の切り口で、日本の古代神話や聖書などと比較して分析。
とはいえ、あまり深いところまで追求していないので、そんなに難しい内容ではない。
他の文献の引用、特に、『古代オリエント集』の引用が多い。
特に「はじめに」に書かれた内容は、文化の比較や宗教観を学ぶときに、心にとめておくと良いものだと思う。
神々だけでなく、古代エジプトの宗教変化、その原因や影響を知りたい方に。