同じく自由国民社から出版されている「口語 民法」という本がありますが、
こちらの刑法の方は、民法とは編集方法が異なります。
私は、最近まで、「口語 民法」のイメージがあり、「口語 刑法」につい
ては手にとったことすらありませんでしたが、刑法の方は、かなり使えそう。
「口語 民法」は、基本的は口語訳条文+原条文、そして節ごとに簡単な
説明という構成ですが、こちら「口語 刑法」の方は、口語訳条文+原条文
+各条文ごとの詳細な説明という構成になってます。
したがって、たとえば名誉毀損罪を調べたければ230条を見ると、具体例や
要件が詳しく記されているので、簡単なコンメンタール的な使い方が出来ます。
民法に比べずっと条文数の少ない刑法が、「口語 民法」と同程度のページ数
があることを考えても、いかに民法に比べて詳しく説明されているのか分かる
と思います。
刑法を勉強したての頃は、イメージを掴むために、一般向けの図解(漫画)入り
のものを購入してしまいがちですが、どうせ最初の一冊にするなら、こちらの
本を購入することをお勧めします。(値段安いですし)
ただし、刑法特有の細かい学説については詳しく説明されていませんので、
適宜、二冊組みの本で補う必要はあるでしょう。