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叛乱 (学研M文庫)
 
 

叛乱 (学研M文庫) [文庫]

立野 信之
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第28回(昭和27年度下半期) 直木賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

昭和十一年二月二十六日朝まだき、降りしきる雪の中、首相はじめ政府要人が次々に襲撃・殺害された。憂国の陸軍青年将校らが「尊皇討奸」を掲げ、ついに行動したのだ。しかし、正義の決起は徐々に逆賊・叛乱の名を被せられ、主要メンバーは極刑に処される。皮肉な運命を克明に追い、維新に身を投ぜんとする若者たちの情熱や不安、困惑を鮮やかに浮き彫りにした、二・二六事件のドキュメント・ノベル。第二十八回(昭和二十七年)直木賞受賞作。

登録情報

  • 文庫: 685ページ
  • 出版社: 学習研究社 (2004/02)
  • ISBN-10: 4059002755
  • ISBN-13: 978-4059002758
  • 発売日: 2004/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 519,758位 (本のベストセラーを見る)
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熱狂 2004/8/21
形式:文庫
~二二六事件当時の熱狂がじかにつたわってくる小説でした。

熱い想いだけで行動を起こしたひとたちの、あまりに杜撰なクーデター事件の顛末を描いた小説ですが、事件を起こした青年将校より少し年上の著者によって書かれているので、事件の当事者によって書かれたドキュメントのような感覚を受けました。

~~
このクーデターが成功していたら、日本は日中戦争の泥沼にはまらなかったのかもしれないという幻想を、一瞬、私はこの小説を読んでいて感じました。

薩長の下級武士が勝利した幕末の動乱も、全共闘が時の政府に敗れ去ったとはいえ60年代・70年代の学生運動の熱狂も、思想の違いはあるとはいえ、同じ質のものだな、と感じました。

~~
今は熱狂のない時代です。ことの善悪はともかく、ある意味、熱狂の渦にみずからを投じた彼らが羨ましくおもえました。~

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