『受験は要領』で受験勉強方法論を披露した筆者が、その受験術をより具体的に詳細に語っているのが本書『受験は要領 テクニック編』である。
本書は、
1. どこを勉強すれば、点になるか
2. どう勉強すれば、点になるか
3. いつ勉強すれば、点になるか
4. どう遊べば点になるか
5. どう合格に結びつけるか
の5章構成になっており、「『点数』に結びつくことだけ」に徹底して192の項目をピックアップしている。1項目につき、半ページ~1ページ程度の解説があり、ポイントがシンプルなのがいい。
たとえば、1の10「発音記号問題では、アとオが最大のポイントになる」では、「母音の中でも出題が多い『ア』と『オ』を問題集の解答で暗記するのが効率がよい」といった具合だ。こうしたポイントを1つずつつぶしていくだけでも、受験勉強の漠然とした不安はかなり解消される。それでいて、1つずつが小さな点数の積み重ねになっていくのだから、どこから手をつけていいか悩める受験生には心強い。
さらに、本書の特徴は、3~5の生活術、遊び術、直前精神衛生術の部分にある。「起き抜けに、3題でもいいから計算問題を解いて、頭を起こせ」から「夏休みも週1回は遊びに行け」、はたまた「童貞(処女)は、守れるものなら守り通せ」「ホテルで眠れないときは室温を上げてみろ」などなど。受験生を取り巻くあらゆる局面に目を配った受験生の側に立った受験生活乗りきりのテクニック本であるいえるだろう。(佐伯秀子)
そんな迷える受験生たちに贈るのが本書である! 前著『受験は要領』が「思想書」であるならば、本書は受験技術の「兵法書」だ。前作では語られなかった、受験生を取り巻くあらゆる要素についての和田式受験テクニックを完全公開! 「一点でも増やすための答案作成術とは?」「短時間で弱点を克服するコツは?」「テレビは見てもいいのか?」「夏休みの過ごし方は?」「受験と恋愛は両立できるのか?」など、何を、どこまで、どうすれば合格できるかを詳細に解説。
この本を手にしたその日から、驚異の逆転劇が始まる――。
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最も参考になったカスタマーレビュー
26 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
和田さんらしい本,
By
レビュー対象商品: 受験は要領 テクニック編―「参考書は何をどう使うか」から、効率のいい勉強法・生活術まで (PHP文庫) (文庫)
この本に書かれていることは、全体的に使えます。が、ぼくはやっぱり、寝る前に、机の上はある程度かたずけたほうがいいと思うし。 読んでて、ホントカナこれ、とか思ういい加減ポイ内容も人それぞれある、とおもうので、全てを鵜呑みにするのはどうかと思います。 自分の勉強方と、この本に書かれている勉強法とを少々ミックスさせる感じが良いとおもいます。 あと、和田さんは受験勉強は無意味と割り切ってらっしゃったのですが、僕にとって受験はとても有意義なものでした。 受験が終わった後、自分が勉強したことを無意味にするか否かは自分次第だし、和田さんは受験のおかげでこのような本も売れ、多くの受験生から支持されるわけだから、和田さんにとっても受験は有意義なものであったと言えるでしょう。
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
疑問の残る内容,
By カスタマー
レビュー対象商品: 受験は要領 テクニック編―「参考書は何をどう使うか」から、効率のいい勉強法・生活術まで (PHP文庫) (文庫)
和田氏の本全般にいえるのだが、人から聞いたと思われる記述は役に立つ部分がある。しかし著者が自分の考えで考えた部分については無責任な憶測や主観などで穴埋めされる。基本的にひたすら大量の本を書き飛ばすタイプの著者なので後期になるほど説明の仕方や文章はこなれてきているが、内容自体に関しては責任を持たずに書かれている。 受験は受験する者にとってかなり大切なこと。実際役に立つことと本にする為に書かれている無責任なこと、これら噂や風聞に近いたぐいのことから正確に自分の役に立つ情報だけを取り出せる自信があるなら読むのもいいかもしれない。そうでなければ誤った方法を実行し、三年間を棒に振る可能性もあるということを肝に銘じてから読む必要があるだろう。
31 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
人を選ぶ本です。,
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レビュー対象商品: 受験は要領 テクニック編―「参考書は何をどう使うか」から、効率のいい勉強法・生活術まで (PHP文庫) (文庫)
「数学は暗記だ」で有名な著者ですが、初学者が本書の方法論を鵜呑みにするのは危険だと思います。というのも、この方法で実力が伸びる人というのは、中学生時代に徹底的に鍛え上げられ、論理性などが身についている人なのです。そうでないのに、この方法を鵜呑みにして、努力しているのにもかかわらず、自爆してしまった人を私は何人も知っています。「まずは、難問を覚えろ」というのも強引。下地のない人がそんなことしても、知識が積みあがって生きません。かなり危険です。しかし、逆を返せば、いわゆるエリート校のかたで、今ひとつ成績が伸び悩んでいるという人には、いいかもしれません。 とにかく、日本の学校の格差というものを著者には考えてほしいをおもいます。
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