僕は自身も中学受験を経験しており、このときの経験はこれまでの人生で最も有益で、現在の仕事や家庭生活でもそのときの経験が生きていると感じています。また、中学合格こそが自分の人生が未来へ向けて大きく羽ばたき始めたターニングポイントであったとも感じています。
受験の経験というのは志望校に合格できたいわゆる「勝ち組」にはいい経験(がんばった後に努力が報われた)ですが、その2倍以上いる合格できなかった「負け組」にとってはトラウマであったりいやな思い出(苦しい思いをしたがくたびれもうけだった)なのです。
自分の子供に中学受験をさせるからには「勝ち組」(中学に限らず高校・大学受験でも)に入れるよう戦略を立てるべきで、その際には「元・勝ち組」の「こうすればうまくいった」という経験が非常に役に立ちます。こうした経験は実際に経験した者にしかわからないことも多く、そうした経験のない自分の妻や子供の友達の親に説明するのはなかなか難しいものです。
そういった時に、この本を読んでもらうことで自分の言いたいことがよく伝わると思います。この本が絶対というわけではありませんが、「(努力を無駄にしない)中学受験とはこういうものだ」というのを知り、子供に中学受験をさせるか判断する材料としてはいい本です。