出版社/著者からの内容紹介
「受領ハ倒ルル所ニ土ヲツカメ」/国司から受領へ/受領の任国支配/摂関政治と受領/受領群像/受領と交通
内容(「BOOK」データベースより)
受領―その名前からして物欲の権化のようなイメージを持たれがちな平安時代の国司たち。たしかに受領には貪欲な徴税吏という側面もあり、彼らを「腐敗官僚」の歴史の一コマとして描くことも可能です。しかし一方で、彼らは十・十一世紀の政治・経済・社会、さらには文化や対外関係を理解するために、欠くことのできない存在でもあります。それは、当時受領が都と地方とを結ぶ、もっとも太いパイプの一つだったからにほかなりません。受領の往来は、人びとに何をもたらしたのか、このような視点から、受領の姿をもう一度見直します。