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取引 (講談社文庫)
 
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取引 (講談社文庫) [文庫]

真保 裕一
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

公正取引委員会の審査官伊田は汚職の嫌疑をかけられた。何者かの策略に嵌(はま)り事件に巻き込まれたのだ。ある所からの誘いによって彼はフィリピンへ行くことになる……。ODA(政府開発援助)プロジェクトに関する談合事件をマニラで調査する伊田の身に危険が迫る!期待の乱歩賞作家が放つ長編推理サスペンス。

内容(「BOOK」データベースより)

公正取引委員会の審査官伊田は汚職の嫌疑をかけられた。何者の策略に嵌り事件に巻き込まれたのだ。ある所からの誘いによって彼はフィリピンへ行くことになる…。ODA(政府開発援助)プロジェクトに関する談合事件をマニラで調査する伊田の身に危険が迫る。期待の乱歩賞作家が放つ長編推理サスペンス。

登録情報

  • 文庫: 678ページ
  • 出版社: 講談社 (1995/11/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062630982
  • ISBN-13: 978-4062630986
  • 発売日: 1995/11/7
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 489,413位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
 ほんとうは,ごくあたりまえの正義感や隣人愛が,じっさいは育んだり維持したりすることがとても難しい世界で,なんとか正気を保と苦闘する主人公の姿が,好ましかった。脇を固める友人,知人,ヒロイン役もみな,愚直で不器用で,でもそれぞれがみずからの小さな旗を掲げることをやめない。その旗には,コモン・センスと書いてあるのだと思う。この小説の主人公たちの矜持は,表現は違えど,4分の3世紀前にアメリカの映画作家フランク・キャプラが繰り返し表現したものと通じると思う。

 舞台となるフィリピンの街や田舎の描写も,とても興味深かった。行ったことのない国を,すこし旅したような気分になった。

 作者が誠意を込めて,こだわって書いたのが通じてきた。

 主人公とヒロインの仲ががもう少し発展させて描いてもらえて,甘っちょろくてもいいからハッピーエンドになっていたら,もっとよかったとは思うが,それは個人的な趣味にすぎない。ほんとうは星4つ半。
 
 今度は『奪取』を読みたい。

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キッズレビュー
形式:文庫
新保さんおは小役人シリーズを数冊と、ホワイトアウト辺りを読んでおります。まあ、どれも及第点以上の内容で、じゅうぶんに楽しめて読めるのだけど、どうにもこの人のヒロイズムってのがベタすぎる傾向にあるようです。

ホワイトアウトの友への贖罪とか、男なら立ち向かえとか、そういう精神であるとか、この作品の、同窓の友のために、彼の妻と娘のために!などで、仕事そっちのけでかかりきる主役のヒロイズム精神が、いかにもフィクションというか作り物めいてるんですね。。公正取引委員見たいな役人なんて堅物で事なかれの代表格みたいな人間のはずなのに、こんなセンチな姿みせちゃって、役人らしくないです。。なんか笑っちゃうので、そこらをもっとリアリティ出して欲しいです。

フィリピンでのあのヤンマーな警部がワイルドでよかった。ハードボイルドらしいタフガイなキャラで好感。記者だかかの女が結局最期まで飾りのままになってたのが惜しまれるよ。主役とのトマンスを絡めてほしかったです!!!!!!!!
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 鈴木純一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
公正取引委員会の審査官が汚職嫌疑の罠にはめられる最初の出だしはスピーディで引きつけられたが、そこから密偵としてフィリピンへ赴任する過程は何だか違和感が残る。密偵対象の旧友、その家族、フィリピンの地元警察官などの人物描写、そしてアクション描写は印象的。最後のどんでん返し(?)は楽しく読んだが、真犯人についてはやや不満(ちょっとそれは反則じゃない?と言いたくなりました)。
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