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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
中途半端な感じがする,
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レビュー対象商品: 叔父殺人事件 グッドバイ (講談社文庫) (文庫)
推理小説はもう全然と言ってもいいくらい読まなくなっていたが、折原一だけは読んでいる。今回は騙されないぞ、と思いながら読むようにしているが、やっぱり騙されました(笑)。本編は一時期社会問題になっていた”自殺サイト”がモチーフになってます。 自殺志願者の中に双子が出てくるので、「ん?すり替えのトリックがあるのか?」とか思ってしまいます。 しかし、全部読んでから思ったことは、全てが中途半端という感じがしただけでした。正直、「え?それで終り?」でした。 登場人物達もいるかいないか分からなくなってきます。 全体的につまらない内容だから、無理やり登場人物を多くしてごまかしているみたいです。いくらでも面白くできそうな内容だからもったいないです。 料理に例えたら、麺のまずいラーメンに、唐辛子とかにんにくとかスパイスをどばどば入れて麺のまずさをごまかしているみたいな感じです。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
“語りの魔術師”折原一の真骨頂,
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レビュー対象商品: 叔父殺人事件 グッドバイ (講談社文庫) (文庫)
本書は、“叙述ミステリーの第1人者”“語りの魔術師”折原一の41作目に当たる小説の文庫化である。本書は「ネット集団自殺」という、ワゴン車で練炭を使って決行当日まで見知らぬ他人同士が複数で自殺するという、まさに今日的なテーマを扱って、さらにひとひねりもふたひねりもした趣向になっている。 叔父が巻き込まれた集団自殺事件を捜査する「僕」の“現在”の視点と、自殺志願者を取材するルポライター「私」の“過去”の視点が、そしてふたつの異なったフォント書体で綴られる物語が、短い章立てで、激しく交錯する。 物語の終盤では、ネットで知り合った他人同士が集合し、1台の車に同乗して、淡々と死の場所へ向かう姿が、分刻みで描かれ、そのスピード感・緊迫感に圧倒される。 最後は驚愕の結末に向かって一気に収束する。そして読者は、この物語には、まず表紙からはじまって、はじめから巧妙な伏線が、いたるところに読者の間隙を突いて張り巡らされていたことをあらためて知るのである。 まさに“折原マジック”ともいわれる著者独特の凝った仕掛けが全編にわたってほどこされた、折原ファンには応えられない逸品である。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
最近の不調ぶりを露骨に反映した驚く程の凡庸な作品,
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Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: 叔父殺人事件 グッドバイ (講談社文庫) (文庫)
R.ハルの名作「伯母殺人事件」に挑んだ「叔母殺人事件」(不出来)に続いての「叔父殺人事件」。テーマはネット集団自殺。単に世相を取り入れただけなのか、斬新なアイデアがあるのかが興味の焦点。集団自殺現場で発見された男の甥とネット集団自殺をルポする作家の両者の視点を中心に物語は進行する。折原氏のいつものパターンである。甥の手記は事件後、ルポライターの手記は事件前を語っており、時間差がある。集団自殺の首謀者はミホと言う女性らしく、新聞記事によれば自殺の試みは2度起こっており、上述の集団自殺は2回目である。1回目は失敗、2回目はミホだけが生き残った。甥と叔父とは会社の共同経営者だが、甥は祖父の遺産相続で叔父に遺産を取られた恨みと、互いに掛けている生命保険があり、叔父殺しの動機はタップリ。しかし、自殺に見せかけた単独殺人では芸が無さ過ぎるし...。事件当日、ルポライターはメンバーを追尾すると言う常軌を逸した行動を取るが、作者が隠しているルポライターの正体が事件にどう影響するかは分からない。これと言った謎がないまま物語は結末に向かうが...。 呆然とする程の凡庸な結末。甥もルポライターも想定通りの人物で、作者が考えるミステリ的アイデアが奈辺にあるのか不明。叙述トリックの名手の技は何処へ行ってしまったのか。ネット集団自殺に参加する人物の心理が描けている訳でもなく、ミステリ的にもお粗末。題名は皮肉なのか ? 最近の不調ぶりを露骨に反映した作品で、心機一転した今後の作品に期待したい。
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