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文章はきれいで詩のようでもあり、サバイバルに近いハワイの旅が目に浮かぶように描かれています。
『反省文』というタイトルに示されるように、"今のハワイを勝手に作り上げたのは誰?"と、彼女自身がハワイを旅するにつれ、ハワイに対する懺悔が増えていきます。その歴史に対するちょっとした憎悪さえ感じる箇所も。
ハワイの人たちは自分たちの島を守っていかなければならないし、日本もまたそうであると改めて感じました。
しかし、残念ながら、結局のところこの本を通して何が言いたいのかという、肝心な所が曖昧です。彼女なりに旅を通していろいろな事を勉強し、考えたのだということはわかりましたが、見解が一方的過ぎていると感じる箇所もありました。
前作はより素朴で純粋な目でチリが描かれており、言葉も胸にくるものが多々あり、何度も読み直しましたが、今作品は...??
内容、写真の入れ方などトータルで見て前作のほうが個人的にはよかったです。
「チリ」ではまるで私もチリの空気を今まさに吸っているかのような
素直でひたむきな文章でした。
が、今作は事前調査のハワイ資料文のあまりの多さと
環境問題へのあまりに悲観的な慟哭に
いかんせん本業文書きの文面ではないもので正直辟易してしまいます。。。
読みきるのがつらかったです。
そして前作とのギャップにほんっと驚きました。
ご興味持たれた方、前作「チリ」はぜひぜひお読みください。
素晴らしいです。
そしてこの「ハワイ」だけで山口智子さんを評価しないでください。
題材がぴったりなら、かなり素晴らしい文章を書いてくださる方です。
そこらの下手な作家よりよっぽど胸に来る文章です。
ハワイはそれほど重い題材だったのか・・・?
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