「
学校の先生が国を滅ぼす」の著者が、現在の学校教育の問題点や日教組と民主党の関係などについて論評したものです。
「学校の先生が国を滅ぼす」は、著者が校長先生を努めた養護学校の実態を詳細に記述したドキュメントで、かなり衝撃的でした。
此方は、少し距離をとって、世間の話題に上った学校での国旗掲揚問題などを整理して書かれていますので、衝撃度は和らいでいます。
しかしながら、学校の先生が凡そ世間常識とかけ離れた行動原理をもつ人たちであることを告発する姿勢はなんら変わっていません。
帯に、学校の常識は社会の非常識、と書かれているのですが、この本を読むとそれが全く誇張でもなんでもないことが認識できます。
読むほどに暗鬱たる気分に苛まれます。
学校の先生が、自分たちの階級闘争に邁進して、生徒たちを置き去りにしている状況、洗脳しようとしている事態はスリラーのようでもあります。
著者は、田母神事件に触発されて本を著そうと決意を固めたそうです。
政治信条よりも選挙ばかりを優先させる日和見の政治体制がこういう問題に全うに取り組めない背景にもなっているのではないでしょうか。
多くの方に読んでいただきたいと思います。