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反日と反中 (集英社新書)
 
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反日と反中 (集英社新書) [新書]

横山 宏章
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

いま危機に立つ日中関係を分析!
なぜ中国で反日感情が高まるのか。両国の歴史を検証しながら、日中間に横たわるさまざまな問題を分析し、中国側の学者とのシンポジウムの成果も取り入れつつ、反日・反中を克服する道を探る。

内容(「BOOK」データベースより)

近年、中国では反日感情が高まり、日本でも反中感情が芽生えている。経済的にはますます相互依存が深まっている両国で、いまなぜこうした現象が起きているのだろうか?近代以降の日中関係には、靖国神社参拝や尖閣諸島、歴史教科書といった個別の問題だけでは説明することのできない、長い歴史のなかで形成された複雑な国民感情が横たわっている。現代に影響を与え続ける日中の歴史をひもときながら、不毛な感情的対立を超え、東アジアの両国が共に発展しうる道程をさぐる。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 集英社 (2005/8/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087203069
  • ISBN-13: 978-4087203066
  • 発売日: 2005/8/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
『日中はいやでも共存しなければならない。「仲良くする必要はない。喧嘩だけはさけようよ。」という思いから筆を執った』という著者の気持ちが良く伝わる一冊だ。残念なのは、その思いのあまり、著者が言っているように『できるだけ双方の主張を紹介しながら、客観的に論を進めたつもり‥』になっていることだ。『日本の現状を顧みれば、一方的に中国を糾弾できるほど成熟した社会ではない。』という著者は、さすがに中国が専門だけあって儒教や古典の知識も豊富であり、君子の如き鷹揚さだ。しかし、成熟した社会ではないのは中国も同様ではないのか?なぜ、中国が一方的に日本を糾弾するのは是とするのか?‥など君子とは程遠い匹夫の私としては疑問が残る。外務省のチャイナスクールと同様、学問の世界でも中国を研究する者はどうしても中国寄りの立場に立たざるを得ないのだろうか。それとも著者は共産党を批判して中国を追われたので、深く反省した結果なのだろうか。特に本文最後の結びの部分は、「日本」と「中国」を入れ替えて読んでみると、これからの中国の行き方に対しての興味深い示唆となっていることがわかる。日本と中国、お互いの対等な努力こそが、健全な国交を樹立してゆく上で必要だということを、著者はこのような高度な手法を取って読者に訴えているのだとしたら、実に見事な著作といえよう。そう思ってほかの部分も同様にして読み返してみたら、なまじなミステリーより面白いことになった。
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良書です 2005/9/5
形式:新書
タイトルのとおり「反日・反中問題」を日中の両側から見た良書である。しかしながら、両国の改善に向けた著者の提案があまりにも悲しすぎる。両国の現状について詳細に検証した結果、何かあきらめてしまっている感もある。例えば靖国問題にしても、あたかもA級戦犯の分祀をしてしまえば解決するような著者の主張も見受けられるが、一方で中国共産党はチャイナデイリでは「A,B級戦犯に問題あり」ともいっているように一貫しておらず、日本側からは総意としての見解を反論できるよう、国内での議論が必要である。著者にはもっと積極的な見解を述べて欲しかった。
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By カスタマー
形式:新書
著者は近現代中国史研究者。
 
サッカー、買春事件、西安寸劇事件、反日デモ、歴史問題、反日教育、江沢民来日、瀋陽領事館駆け込み事件、原潜領海侵犯、ODA問題などを取り上げている。
 
中国のサイトの書き込みや、シンポジウムでの中国側研究者たちの発言内容を具体的に要約・紹介しており、一読の価値がある。
 
本書は最後に、主要な争点は歴史問題、尖閣諸島問題、台湾問題の三つであるとし、それぞれについて要点をまとめた上で、いくつかの理由によって完全な和解や解決は困難との認識のもと、コンフリクトをエスカレートさせないシステム作りが必要だと結ぶ。
 
過激な中国批判を期待している人にとっては肩透かしの内容かもしれない。批判よりも主張紹介が中心となっているのだから。しかし、本書で紹介されている主張を理解することで、中国を批判したい人も建設的な批判ができるようになると思う。
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