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反定義―新たな想像力へ (朝日文庫)
 
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反定義―新たな想像力へ (朝日文庫) [文庫]

辺見 庸 , 坂本 龍一
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

 9・11同時多発テロ後、いち早く非戦のコメントを出した坂本氏と戦時下のアフガンに飛んだ辺見氏。アメリカの傲岸さを直視し、これからの世界をどう生きるのか、アーティストとして、文学者として、新たな想像力をもって語り尽くすロング対談。

内容(「BOOK」データベースより)

9・11同時多発テロ後、いち早く「非戦」のコメントを出した坂本龍一氏と、戦時下のアフガンに単身飛び、戦場を目の当たりにした辺見庸氏。哲学と宗教の死、戦争の精密工業化、アメリカの傲岸さを直視し、文学者として、アーティストとして、これからの世界をどう生きるかを語り尽くしたロング対談。

登録情報

  • 文庫: 214ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2005/04)
  • ISBN-10: 4022643455
  • ISBN-13: 978-4022643452
  • 発売日: 2005/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 情報の非対称, 2005/7/28
レビュー対象商品: 反定義―新たな想像力へ (朝日文庫) (文庫)
つい先日もイギリスでテロがあった。エジプトでも。
でも報道され、多くの人が悲しみ、怒るだけでもありがたいことなのだ。
アフガン、そして本対談後に状況が急展開したイラクなどでは、
我々の知らないうちに、闇に葬られた命が数多くあるのだ。

本書を通じて、特に、このような「情報の非対称」に気づかされ、
この言葉が脳裏に焼き付きました。

確かに、特に坂本さんの発言などには「青さ」が感じられます。
しかし、現在の外交や国際政治の現場に欠けているのは、
まさに理想主義的な「青さ」なのではないかと思います。
乱文失礼。

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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 無題, 2002/11/12
By カスタマー
知らないでいることは残酷なことです。情報や命の価値が対称でないこと、私たちが「知っている」と思い込んでいること。もはやこれまでのような戦争ではない、デジタル化された武力攻撃。アメリカが自ら「新しい戦争だ」と言ったのは、こういうことだったのかと皮肉に思いました。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 石を拾うこと、そして・・・, 2005/1/2
911を基点に、世界の非対称を糾弾する対談である。情報と資本の不均衡、戦争の商品化。ひたすら富む者、ひたすら飢える者との両極。911はアメリカが象徴するものをさらけ出した。つまり19世紀のイギリスにおける自由主義的帝国主義である。市場を開示しない国は暴力的にやっつける。そして生まれる絶対零度の貧困。しかしそれらに対抗する術が見えてこない。

共産主義、社会民主主義、ほとんど全ての思想、知識人が死に絶え、言葉が死滅した。代わって宗教的原理主義が隆盛している。宗教的原理主義に則る限りテロも国家も大差ない。不合理ゆえに我信ずるというわけだ。今年はデリダが死に、ソンタグが死んだ。

坂本、辺見の両氏によれば、かつて民主主義が存在したためしなどないという。ではどうすればいいか?

まずは20世紀の死者に思いをはせることだという。この対談は石を拾う光景を思い浮かべさせる。死ぬということは石ころのように絶対的なファクトだ。世界を歩いて、ひとつひとつ石を拾うこと。そして、その石をどうするか?

これからは各人の想像力によるが、私は権力者に投げつけることにした。思い切り、力を込めて。

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