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双調平家物語〈6〉院の巻(承前) (中公文庫)
 
 

双調平家物語〈6〉院の巻(承前) (中公文庫) [文庫]

橋本 治
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

摂関家の長、関白藤原頼通と父帝・後三条帝との不和により十六の齢まで不遇の時を過ごした白河の帝は、摂関家嫡流の地位を取り戻し、家筋の優位を保とうとする頼通の嫡子・師実にかしずかれ、大いなる権勢を恣にする。白河帝を帝王たらしめた師実は、八歳で御位に即いた堀河帝の摂政となるも、幼帝は父の君たる白河上皇の傀儡にすぎず、摂関家の威勢は失墜する。白河帝は、太上天皇として御世を掌握し、院政の時代を開く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

橋本 治
1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルに精力的な執筆活動を行う。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年『双調平家物語』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 361ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/09)
  • ISBN-10: 4122052025
  • ISBN-13: 978-4122052024
  • 発売日: 2009/09
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By recluse VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
第6巻は、どういうわけか読むのに時間がかかりました。扱われた時代は11世紀の半ばから12世紀の前半までとそんなに長くはありません。主人公も、白川上皇です。白川上皇の権力獲得、つまり院政確立、のプロセスが描かれますが、複線は上皇の女性関係の乱れと武士の登用です。武士の上昇はこの中でもかなりのページを割いて描かれています。この中で、藤原家内部の対立(傍流の食い込み)もあいまって摂関政治の機能不全が浮き彫りになってきます。登場人物は多岐にわたり、最後にはいよいよ「待賢門院」が舞台に登場し、新たなる混乱の布石を敷くことになります。さてここまで読み続けてきたのですが、正直なところ、なかなか著者の広大なるデザイン(様々な糸のつむぎとその絡み合い)と文章の構成のスタイルについていけない(時代のプレイバックと繰り返し)というのが、正直な感想です。ここから読み続けていいものやら?
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