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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
青春小説の傑作,
By カスタマー
レビュー対象商品: 友情 (岩波文庫) (文庫)
青春の一冊。ラストには感動した。作者の恋に対する考え方は、とても共感できた。 恋なんて、所詮は盲目なのである。 ラストの素晴らしさには言葉もない。 思春期のうちに是非とも読んでおこう。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
『粋』な人間の『粋』な表現と『粋』な人生が味わえる。,
By
レビュー対象商品: 友情 (岩波文庫) (文庫)
「友情」「恋愛」なんて・・と,いまどき・・なんて勝手な先入観を持ちつつ,実はまともに純文学を読んでいない自分自身の方が随分恥ずかしいと思い,手に取りました。この本の題名である「友情」はこの本の中の重要なキーワードであり,そこに「恋愛」という軸が絡みあう,と感じるのも一つの読み方だと思います。 でも,中盤で出てくる,「神」に対する議論が実は重要な柱となっているのではないか,私はこのシーンが強く印象に残っています。 野島が哲学的に一生懸命解説するシーン,その熱弁ぶりはとても誠実で,個性的で,それが最後の「これが神から与えられた杯ならばともかく自分はそれをのみほさなければならない」と大宮への手紙につづり,「自分は淋しさをやっとたえて来た。今後なお耐えなければならないのか,全く一人で。神よ助け給え」と自身の日記につづってるのです。 現代人であれば,『運だから仕方ない』といったような,当たり障りのない,かつ,便利な言葉でさらっと流すところかもしれない。 それを『神から与えられた杯をのみほす』という風に表現するところなど,なんとも,粋な人間,粋な表現だ,生きているとはこういうことを言うのではないか,粋な人生とはこういうことか,などと私は思っています。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本書を読んだのは三度目です,
By 文学知らずの文学部生 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 友情 (岩波文庫) (文庫)
滅多に同じ本を繰り返し読むことのない私が、本書に限っては何度も熟読しないではいられません。その理由は、悲劇的な結果に終わりながらも杉子を恋する感情を抑えきれず、終始情熱的な感情を発露する野島への共感。そして本書に所々散見される、筆者の恋愛観の深さ。この二点に集約されると思います。この小説は長年、若年層の広い支持を得てきたと解説にはありますが、それにも非常に納得です。本書は、恋と友情という、青年にとっての永遠のテーマについて、類を見ないほどの深い考察をめぐらした名著だと私は思います。
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