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友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書)
 
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友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書) [新書]

土井 隆義
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

浮いたらオシマイ!?
いじめ、ひきこもり、リストカット...。
毎日がサバイバルなケータイ世代、
そのキツさと希望のありかを描く。

内容(「BOOK」データベースより)

誰からも傷つけられたくないし、傷つけたくもない。そういう繊細な「優しさ」が、いまの若い世代の生きづらさを生んでいる。周囲から浮いてしまわないよう神経を張りつめ、その場の空気を読む。誰にも振り向いてもらえないかもしれないとおびえながら、ケータイ・メールでお互いのつながりを確かめ合う。いじめやひきこもり、リストカットといった現象を取り上げ、その背景には何があるのか、気鋭の社会学者が鋭く迫る。

登録情報

  • 新書: 235ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/03)
  • ISBN-10: 4480064168
  • ISBN-13: 978-4480064165
  • 発売日: 2008/03
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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49 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
恐い 2010/4/8
形式:新書
恐い。
私は本書の主題の中心世代、現役高校生であるが、率直にいってそう感じてしまった。
このような安直かつ精神的な表現で形容するのがこの世代の特徴であると指摘されているが、あえてそう書きたい。

この本の中では、日々、私の周りで繰り広げられている交友関係がそのまま言語化されている。

「優しい関係」というのは本当に言い得て妙だ。
私たちはよくコミュニケーションの希薄な世代としてメディアで俎上に載せられるが、決してコミュニケーションがお互いに取れていないわけではないのだ。
実際はお互いに気を配りすぎてコミュニケーションに疲れている。

自分もそんな関係に疲れ、しかし抜け出せず自暴自棄になった時期があった。

年配の方には理解してもらえない部分もあるだろうが、現役世代として本書の中身については保証する。
今の若者の現状が恐いほどそのまま書かれているのだ。

また、高校生をはじめとする同世代にこそ読んでほしい。なんらの解決策にならなくとも、自らのとりまく状況を言語化し、はっきり認識できるというのは大きな財産だと思う。

ただ、既に指摘されているとおり、客観的なデータが少ないのが少し残念である。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
これ以上解り易く表現することは出来ないのではないかと思うくらい、解り易く読みやすい。
引用が多いが、それは著者の青春時代とはまったく様変わりしてしまったであろう現在の若者達の問題を理解するために、積極的に若者達の生の声が記載された出版物を読み込んだ結果によるものであるから、逆に好感をもった。引用は、問題の本質を突く台詞をいくつも提示していて、見事である。

核心部分だけを、ポーカーのカードを配るように提示していくリズムが、とても心地よかった。
本書を「難しい」という方は、はっきり言って読書量が足りないだけであろう。そして、「もっと様々な観点から詳しく書くべき」という方には、「新書という一般向けの形態で出版されていることを把握するべきだ」と申し上げておきたい。

今の若者の心理が解らない。または興味がある。という大人は是非どうぞ。
それから、若者には大人以上におすすめである。日々感じているであろうストレスの原因を知る為の、心強い助けになる筈だから(著者は若い世代の側に立って書いてくれています)。
このレビューは参考になりましたか?
56 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:新書
この本で筆者が論じる「地獄」とは、現代の若者特有の人間関係の様態の別名「優しい関係」である。当然ながら、きわめてアイロニカルな意味がこの言葉には込められているのであって、優しいといっても、本当は全然優しくないのである。

現代の若者は「あるがままの自分」「自分らしさ」を内面に探す。そんなもの本当にあるのかという問いをしないまま、彼らはまず「純粋な自分」という「幻想」に固執するのである。しかし、そんなもの簡単に見つかるはずはなく、結局自分がよくつるむ人間達にその「自分らしさ」の審級を丸投げすることになる。ここに自分らしさを追求するがあまりに、友人関係という外部評価に依存するという逆説が完成するのである。

そのような友人関係で、もっとも場を支配するのはかつての強者「番長」「ガキ大将」「いじめっ子」というような実体的な他人ではなく、無機質な場の空気感(ラカンなら大文字の他者と呼ぶだろう)になると筆者は論じる。その場の雰囲気こそがその場の絶対的なルールになるということである。
筆者によると、昨今のいじめによって自殺をした子ども達は、たしかな内的絶望(大げさに言えばイデオロギー的な敗北)を抱え込んだことによって死を選らばざるを得なかったというよりも、場の空気というルールに侵犯(KY)したが故に、「生の土俵」からはじき出される。ある意味ドライに死を選んでいるのである。

筆者はあとがきでミスチルのヒット曲「名もなき詩」(自分らしさの檻)を取り上げているが、今考えるとダブルミリオン達成した上、サビの1フレーズにもかかわらず、若者像についてあれほど含蓄のある歌詞が歌い上げられた作品も希かもしれない。

後半にいくほどやたら引用が多くなってきて、メディア論や社会学の先行研究を詳細に取り上げられているため、実は前半の教育現場の実情の方が目新しいかもしれない。これにはあとがきで筆者が明かしているとおり、初出がみな別の場所だったということも起因しているのだろう。多少堅苦しいが、それでもこの本の価値を貶めるほどのことではない。
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投稿日: 4か月前 投稿者: 堕罪 治
これは若い人達だけの問題ではないなあ。
タイトルの通りなのだが、「こりゃ難問だ・・・・。」というのが正直な印象だ。本書は多岐にわたって現象を分析しているが、僕が興味をそそられたた論点は以下の2点。続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: I Love SevenStars
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投稿日: 2010/4/15 投稿者: dvrm
友人関係の痛み
凄いタイトルですが、言い得て妙。

読んでいて、少々暗くなるが、一部の若い世代の... 続きを読む
投稿日: 2009/12/22 投稿者: ウェブ担当
出口ナシ
「空気を読め」という言葉が大嫌いなため購入。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/11 投稿者: Amazon次郎
わかりやすい表現であれば
テーマは、時代性があって、現代の状況をとらえようとしている試みが感じられ好感があります。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/31 投稿者: 徳明木 望
スゲー
著者はかなり高齢の方なのに何故にここまで若者の気持ちがわかるんでしょうか?とにかくスゲーです親にとっては必読でしょうね!
投稿日: 2008/12/31 投稿者: 麻矢
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投稿日: 2008/8/24 投稿者: MARIA
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投稿日: 2008/8/22 投稿者: 泉
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