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この本のなかに出てくる人たちは、道を歩いていて振り返られる人たちではない。あくまで市井の1市民たちである。それでも、孤独をかみしめ、そこで見つめたものを拠り所に自分らしく生きている。その姿は強く、尊い。
今は、「言ったもの勝ち」のような風潮がはびこっている。そして、情報過多で過剰な世の中は、何!が正しいのか、本物なのか、本当にわからなくなる。
しかし、ひとりでいること、静かに考えること。そして自分の生活を守ること。それは、人間らしい、まっとうな生き方なのだな、とこの本を読んで思う。
人生、本当にままならない。誰もが目標を持って努力すれば、イチローのようにメジャーで活躍できるわけではないのだ。ただ、自分なりに、「これで良かった」と思える人生を模索する、それだけでなのだ。そして、そういう仲間は他にもいるのだ、と励まされる思いがした。
人生、少し曇りがちな日にそっとこの本を紐解きたい。
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