登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
上原隆のスタートライン。,
By はめじ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 友がみな我よりえらく見える日は (幻冬舎アウトロー文庫) (文庫)
上原隆という人は映像制作会社に勤めながら「思想の科学」などに短い文章を書いてきたらしい。その一部を含めて単行本化されたのが本書で、 彼の目指す(たぶんボブ・グリーンのような)コラムのスタート地点とも言えるだろう。 確かに初期作品らしく、じぶんの同級生が登場したり、取材相手との会話がそのまま書かれたり、時には小説のような三人称だったりと、手法も一定しない。 しかし、全体を通してなんだか一つの薫りを持った文章であって引き込まれてしまうのだ。 「別れた男たち」「離婚」「父子家庭」などは妻に去られたオトコの物語だし、その他の作品も社会性とか家族などを欠落した人が扱われている。 やはり面白いのが芥川賞を受賞しながら現在は筆を折りほとんど世捨て人のように暮らす東峰夫を書いた「芥川賞作家」だった。 あとがきは村上龍なのだが、サラリと「この本から2つのエピソードをじぶんの小説に使わせてもらった」などと書いていて、 「おいおい、それってパクリじゃないの」と思ったのは僕だけだろうか。
29 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人生晴れた日ばかりではない。,
By とど - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 友がみな我よりえらく見える日は (幻冬舎アウトロー文庫) (文庫)
不況はいつ終わるともしれない。それでもエルメスが銀座に開店したら女性が殺到し、バッグが飛ぶように売れたという。お金のある人は不景気も何も関係ないのだ。天は2物を与えず、というけれど、この世の中には、美貌、経済力、知力、体力、運動神経、すべて兼ね備えて満ち足りた人が確かにいる。守られて一生生きていける人もいる。それに比べてわたしは…と思う日に読み返したい1册。この本のなかに出てくる人たちは、道を歩いていて振り返られる人たちではない。あくまで市井の1市民たちである。それでも、孤独をかみしめ、そこで見つめたものを拠り所に自分らしく生きている。その姿は強く、尊い。 今は、「言ったもの勝ち」のような風潮がはびこっている。そして、情報過多で過剰な世の中は、何!が正しいのか、本物なのか、本当にわからなくなる。 しかし、ひとりでいること、静かに考えること。そして自分の生活を守ること。それは、人間らしい、まっとうな生き方なのだな、とこの本を読んで思う。 人生、本当にままならない。誰もが目標を持って努力すれば、イチローのようにメジャーで活躍できるわけではないのだ。ただ、自分なりに、「これで良かった」と思える人生を模索する、それだけでなのだ。そして、そういう仲間は他にもいるのだ、と励まされる思いがした。 人生、少し曇りがちな日にそっとこの本を紐解きたい。
23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
『勇気』ある…,
By
レビュー対象商品: 友がみな我よりえらく見える日は (幻冬舎アウトロー文庫) (文庫)
『勇気』ある…と言っても、内容ではなく 『文章』です。贅肉をここまでそぎ落とした文章には ひさしぶりに出会いました。 自分の伝えたいことを、 正確に伝えようとすればするほど、説明が多く、 くどい文章になります。 …私のこのレビューが すでにそうなっています。 目の前の事実を『事実』として正確に表現していく力。 映像を撮ることを生業にしている方だからできることでしょうか? ホームレスの人を扱ったルポ。 最後に 二人の間にそっと置かれるタバコの箱。 ...その時 私はタバコの箱になって、ぬくもりを感じながら その場にいました。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
しかも毎日
他人の生活が気になるのが人間、しかたがない。そして、この本の中にはリアルな現代の人々の生活がある。... 続きを読む
投稿日: 2006/1/27 投稿者: さらぴん
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|