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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読みづらさも怖さのうちか,
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レビュー対象商品: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) (単行本)
刀城言耶シリーズの第1作です。私は読む順番が逆で、 第4作「山魔の如き嗤うもの」を最初に、 次に第3作の「首無の如き祟るもの」と 読んできまして、 本作「厭魅の如き憑くもの」を 読むに至りました。 こうして遡ってみるとわかるのですが、 第1作はなかなか読みづらいです。 逆に言うと、シリーズを重ねるごとに 読みやすくなっています。 でも、民俗学的ホラーの雰囲気は、 読みづらい分、 この第1作が一番かもしれません。 作品の舞台のおどろおどろしさを醸し出すのに 随分とページを費やしているといえます。 実際、事件が起きるのは、 物語も半ばになってからです。 でも、心配ご無用。 驚愕のラスト、 つまりミステリとの融合は 本作品でも果たされていますから。 「カカシ様はいつでも見ている。」 −−帯広告のこの文言が、 読み終わってみるととても身に沁みる作品でした。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
民族学とホラーと本格の巧みな融合,
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レビュー対象商品: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) (単行本)
面白い!分野もホラー的民族学をベースにしてるし今までなかったのでは?雰囲気十分!読みながら主人公の気分で閉鎖社会(小野真由美「黒祠の島」の感じ)で起きる不可解な事件を味わえます(その代わりに主人公の個性がやや薄いかも)。 そして最後には本格も味わえるという上手い作品!( 章の作り方に賛否があるかもしれませんが) 民族学と本格が上手く融合した作品。 今世紀登場した本格作家では加賀美雅之氏と双璧なしてると思います!作品も一番(07末現在)ではないかと思います。 主人公の個性は負けますが、京極堂の民族学版に近いです。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
地図が入りました,
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レビュー対象商品: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) (文庫)
文庫に際して村の地図が入りました。これで迷わず村を歩けます。舞台は戦後の山奥の村。古き因習が残るなか事件は起き…定番な筈が何故か巧く仕上がってます。いや、とにかく面白いです、推理小説なんですが、民俗学的ホラーも入り、メタ的なストーリーも何故か納得させられる、かと言って論理が失われてるわけでないです。真実のぼかし方が最高。ホラー好きな方には本格推理を読むきっかけに、本格推理が好きな方にはホラーを読むきっかけに。 憑き物信仰に関する本一冊分の知識が入ってるのがやや気になるから星四つにしました。(佐藤大)。
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