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厭ナ話 現代百物語 (恐怖文庫)
 
 

厭ナ話 現代百物語 (恐怖文庫) [文庫]

西浦和也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「虚空に向かって猫が啼く」「幽刻記」「怖イ話」につづく西浦和也の大好評・現代百物語シリーズ第4弾。「百の怪談を語り終えると本物の怪が現れる」とされてきた日本の伝統的な百物語が“四度”甦る。我々の日常のなかにありながら普段は影を潜め、何かのきっかけで現れる“怪異”と“禁忌”たち…。著者が取材旅行をするなかで見聞きした、全国に散らばる恐怖体験の数々を収録した。訳あってここまで封印してきた“禁忌”がついに世に放たれる。血の連鎖を招く“厭ナ話”を中心にお届けするリアルホラー、すべて読み終えたとき今回は何が起こるのか…?老舗怪談サイト“コ・ワ・イ・ハ・ナ・シ・ヤ・ミ・ノ・サ・サ・ヤ・キ”の管理人が蒐集した100の実録恐怖譚。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

西浦 和也
怪談蒐集家。老舗怪談サイト“コ・ワ・イ・ハ・ナ・シ・ヤ・ミ・ノ・サ・サ・ヤ・キ”の管理人。十数年前、勤務していた警備会社で怪異を体験し、それを切っ掛けに怪談の蒐集を始める。取材協力及び、トークライブを行う傍ら、自ら怪談書籍の企画も手がける。「怖い噂」(ミリオン出版刊)などにレギュラー・ライターとして、取材記を執筆中。2007年、「虚空に向かって猫が啼く―百奇蒐集録―」で単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 223ページ
  • 出版社: 竹書房 (2010/6/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4812442230
  • ISBN-13: 978-4812442234
  • 発売日: 2010/6/30
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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全99話です。このシリーズは毎年12月に発売されていたのですが、今年は半年ほど早く発売されました。
今まで通り短い話が中心ですのでさらっと読めます。僕は2日で全部読みました。
表紙にも毎回猫が出てきているし、この本の最初の話も猫の話で、著者の西浦さんは猫に何かこだわりがあるようですね。
今回は今までは作者が禁忌として書いてこなかった“呪い”“祟り”“障り”にまつわる話があるとまえがきに書いてあったので、凄く期待して読んでいたのですが、全体的に不思議だったりユーモアのある話が中心で、肩透かしを食らったなぁ・・・と思ってました。
最後の章を読むまでは・・・。

個人的にオススメは

見なくていいから

冷蔵庫
静かにしてますから
迷子
外出禁止
超合金おじさん
コウジのお守り
島の祠
黄色いゴムボール

です。
〈外出禁止〉はユーモアの中に謎やちょっとした怖さ、不気味さが漂う西浦さんらしさ溢れる傑作だと僕は思ってます。
逆に〈黄色いゴムボール〉は西浦さんらしくない作品です。良い意味で、です。この話がラストの章を飾る話ですが、なんと20年以上封印されていた話のようです。作者も実害を被ったようで、この話のためにこの本のタイトルが決まったのでは? と思えるほどの作品だと思います。

後半に収録されているある話に、何の脈絡もなく「すいません」という文章が挿入されていましたが、ミスですよね? 夜中に読んでいてちょっとゾッとしたんですが・・・ミスですよね? ミスじゃなかったら怖いんですが。

このレビューを公開しようとしたら家が停電になって一回失敗しました。
雨の降る中、外に佇む黄色いレインコートを想像してしまいました。
すみません。基本的にビビリなんです(笑)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By トップ1000レビュアー
シリーズ第4作目です。

第1話は,もはや固定化した『猫が啼く』です。

本作の特徴は,著者が「呪い,祟り,障りに纏わる話を中心」にしたと述べていますが,確かに前作までに比べればその手の話が多くなっています。
『手作り石鹸』,連作の『おれらは行った』・『黄色いゴムボール』などによく現れています。
特に,本作の最後を飾っている『黄色いゴムボール』は,著者が長年の封印を解いて掲載した話のようです。

また,個人的に気に入ったのは,前作でも見られた「おじさん」シリーズともいえる話です。これらは,不思議ではあるがむしろ「おもしろい」話に属するでしょう。『超合金おじさん』『水族館おじさん』がそれですが,シリーズ化してほしいほどです。
あと,少々趣向が変わっているのは,『下町怪談』シリーズです。
下町ならではの雰囲気が伝わります。

今回は,いろいろな意味で「厭ナ」印象をうける話が多いのですが,この手の話が好みの方にはお薦めです。しかし,グロテスクな話は苦手という方もいるでしょうから,評価は星4つとしました。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
西浦氏のシリーズ第四弾、今回は「厭」がテーマのようだが、他のレビューの通り「厭」度はやや低め。
だた、創作ではない実話怪談では、充分「厭」な話が集まっている。 
実話怪談の宿命として、取材した話に「厭」を構成する因縁や恐怖、グロさが、そのすべてに含まれているわけでもない。ダメな作品は、読者を怖がらせるため、その話にもっともらしい因縁(実は〜という理由だった)を追加してしまうのだが、本作ではそのまま書くことで、体験者のリアリティが失われていないのが良い。
「東京伝説」と比較したレビューもあるが、人間の怖さを描いたフィクション(短編小説)と、ノンフィクションでる怪談(実際にあった怪異の記録)と、比べてもジャンルも怖さのベクトルも違うのではないだろうか?
実話だからこそ「厭」な気分にさせられる本と思う。 次作に期待 ☆+1
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