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厭な小説
 
 

厭な小説 [単行本]

京極 夏彦
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「知りませんからね、読んで後悔しても。」悪寒、嫌悪、拒絶……あらゆる不愉快、詰め込んだ日本一のどんびきエンターテインメント登場――「厭だ。厭だ。厭だ――」感情的パワハラを繰り返す馬鹿な上司に対する同期深谷の、呪詛のような繰り言にうんざりして帰宅した私を、マイホームの玄関で見知らぬ子供が迎えた。山羊のような瞳。左右に離れた眼。見るからに不気味だ。なぜこんな子が、夫婦二人きりの家に? 妻はその子の存在を否定した。幻覚か? 怪訝に思う私。だが、これが底なしの悪夢の始まりだった……(「厭な子供」より)。「恐怖」と「異なるもの」を描き続ける鬼才が繰り出した「不快」のオンパレード。一読、後悔必至の怪作、ここに誕生! “ゲラを読んでいて、重~い気分になっちゃいました”って、著者が語っていいのか!?

内容(「BOOK」データベースより)

「厭だ。厭だ。厭だ―」感情的パワハラを繰り返す馬鹿な上司に対する同期深谷の、呪詛のような繰り言にうんざりして帰宅した私を、マイホームの玄関で見知らぬ子供が迎えた。山羊のような瞳。左右に離れた眼。見るからに不気味だ。なぜこんな子が、夫婦二人きりの家に?妻はその子の存在を否定した。幻覚か?怪訝に思う私。だが、これが底なしの悪夢の始まりだった…(「厭な子供」より)。「恐怖」と「異なるもの」を描き続ける鬼才が繰り出した「不快」のオンパレード。悪寒、嫌悪、拒絶…あらゆる不愉快、詰め込んだ日本一のどんびきエンターテインメント。

登録情報

  • 単行本: 458ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2009/5/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396633165
  • ISBN-13: 978-4396633165
  • 発売日: 2009/5/14
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 4.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「厭(いや)な小説」。厭(いや)な気分を味あわせてくれるエンタテインメント(?)。
まず、装丁(そうてい)が厭です。

古本屋でたまーに見掛ける古書を再現したかのような装丁。
日にやけ、雨に曝(さら)され、油が染(し)みつき、折り目が罅(ひび)割れた状態。
ところどころ紙が破れ、鞄(かばん)に入れて持ち歩いたかのごとく、端端(はしばし)が摺(す)り切れています。消えてしまった題名を、古本屋自らが書き直して店頭に並べたかのような表紙。
巻頭、巻中、巻末に蚊の死骸(しがい)が挟まれ、奥付に検印が貼られ、あまつさえ百字書評付き (いまどき!)

ページ数は見開き奥 (ノド近く)に印刷されて見にくいし、紙質悪いし、黴(か)びてるし、シミが凄いし。

といっても、以上は全部印刷したものなんですが。
凄ーく無駄なこだわり。
このネタの塊のような凝った装丁のおかげで、思わず手に取ってしまいます。

各編ごとに主人公は変わりますが、厭な事が横溢 (おういつ)する日常は変わりません。あまりにも出てくるイヤな事が多すぎて笑っちゃう部分もあるかもしれません。

ですが、日常でこれに近い状況にある人は、場合によっては落ち込むかもしれない。
その状況から逃げられない、という話ですから。
各話の最後に、主人公が現状打破を試みてくれるだけいいかもですが。

私的には「厭な子供」が一番面白いです。小ネタが利いてると思った。
最後の篇「厭な小説」に出てくる「猿屋」の小説家はひょっとして…!

ああ、しかし。厭だ嫌だイヤダ。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hide-bon トップ100レビュアー
形式:単行本
ズルい。そのタイトル名、著者自身による帯の一言、そして、いきなり書き出しから「厭だ」(笑)。ここまで確信的にやられてしまうと、反って読んでみたろか、と思ってしまう。
厭な本と言うが、これは主人公たちが体感、遭遇する厭な思い、生理的衝動、心理、感情、狂気、恐怖、あるいは、妄想と偏執が、全編ひたひたと横溢するような印象の本。確かに、グロくてエグい箇所も多々あるが、それほど不愉快な思いに陥る事はない。少なくとも、自分は面白く読んだ。
短編集な為、個々のパートが嫌悪に感じる以前に次のエピソードに転じられるし、著者お馴染みの独自のセンテンスの取り方で、厭な描写をもリズミカルに読み込んでいけるので、不思議と不快感を感じない。著者のファンはもちろん、筒井康隆や本谷有希子らの読者であればかなり楽しめるし、後味の悪さから言えば、それこそ今年の本屋大賞受賞作の方が、その称号には相応しい。
500ページ弱、かなりのヴォリューム感だが、行間は広いし、紙質の関係で、本自体、見た目よりかなり軽量なので、持ち運びする分にはラク。そして、今まで読んだどの京極本より読み易い。
奇妙な味わいの怪奇心理小説のアンソロジーとしてお薦め。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 本当に厭なストーリー7編の短編集。梅雨時に相応しい?気の滅入る様な話が続きます。
 各編様式を整え読むに従い反復感を感じさせる、そして各話のリレーションが見えてくる手法は巷説シリーズでおなじみの手法。不快な話をすいすいと読み進めさせられます(泣)。

 '70年代ぐらいの筒井康隆の短編を京極風に再現したのかな?という雰囲気。TV/映画『Rookies』の露出に辟易してしまうセンスの持ち主の方には是非(笑)。世の中きれい事ばかりで出来上がってるんじゃない。
 
 あと、装丁も立派ではないですが、凝っています。意外と小技も効いてたり(^_^)。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
こりゃひでぇや
生理的嫌悪感満載の本。日常での苛々の種が文章の所々にありそれがじわじわ来る
この本を一言で表すとしたら「厭だ」
投稿日: 4か月前 投稿者: タニケン
小さい・・・
大きい本が欲しかったのに・・・値段が少し安いなあとは思ったんですが
小さい版もあるだなんて知らず間違えて購入しました。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: かぴぱらっくま
落語の影響を強く感じるエンターテインメント
「厭な小説」ねぇ〜、面白い事を考えるものだ。普通、読者に"厭な感じ"を与える小説は伝奇ホラーとかサイコ・サスペンスに分類されるのだが、本作にそうした意図は感じられ... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 紫陽花
うわぁ…
完璧に厭な小説です。
心温まる描写は一切なく、読後感としては、えー…うそー…そうなっちゃうのー。。という感じ。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 涼
いいとこ無し
まさに嫌な小説です
ぜんっぜん面白くないうえ、落ちは無い、意味もない、つまんない。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: あべし
厭な小説?
厭な気分になる小説とは、一体どんなものだろうと思って購入しました。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 緑茶 渋
読後感は悪く無いです。厭だけど
厭な小説というからには、読後感も厭な感じなのかと読むのを躊躇しましたが、
面白くさっくりと読めました。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: まる
嫌だけど面白かった
これ、ほんとに自分に起こったら「嫌だ」じゃ済まされないよなぁ・・・... 続きを読む
投稿日: 2010/2/15 投稿者: あss
厭なことが延々と続く不条理小説
本当に厭な小説。
7つの連作短編で、それぞれに厭なことが起こり続け、
結果、廃人となったり、失踪したり、再起不能になったり。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/21 投稿者: かつき
シチュエーション
嫌と厭がどう違うのか調べてみた。

嫌は本当にキライっていう意味らしい。
で、厭は飽き飽きすることらしい。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/6 投稿者: mn-miroku
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