好きだよ。過去に一度だけ伝えられた言葉。相手は売れっ子ミステリー作家穂高櫂。婚約者の在った身でそれを振り切り小説編集の桜井透也は彼を選ぶ。でも彼は才能があってハンサムで金持ちで孤独だ。自分は担当で編集の実績もこれから積み上げれなければならなくて、どんなスタンスで接していけばいいのかつかめない。会えばみだらに身体を重ねてしまう。穏やかに話す余裕はない。こんな筈では、と思うのに現実は気持ちを上滑りする。身体だけなのだろうか?飽きられてしまったら、もういらないと言われるのも、他の誰かが彼に触れるのも辛い。グルグルと悩む桜井君と実はイライラしてる穂高先生で、クラクラするような濃厚な過ごし方をしております。面白かったです。