秋山豊寛さん(1942−)はTBSの特派員の肩書きで日本人ではじめて宇宙に行った方、この15年は阿武隈山麓で農業(稲・椎茸栽培)をされていたんだそう。本書はその秋山さんの日記やメモをもとにした3.11からのドキュメンタリーという形になります。
基本は政府や報道関係も含めたいわゆる「原子力ムラ」にたいする強い異議申し立てという岩波書店の類似テーマの図書全体のトーンと同じという印象。個人的には人脈があって情報が入ってくるところにいる人は強いよなぁ、というのが一番強く感じるところで、私のような人間関係が希薄な情報弱者は危機の渦中にいたら間違いなく淘汰されてしまうでしょうね。
秋山さんはこの2011年11月に京都造形芸術大学芸術学部教授に就任、気になって調べてみたらこの大学の学園長は細川護熙さんでした。