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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
あっと驚く最後の判定,
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レビュー対象商品: 原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある (ベスト新書) (新書)
帯の文<安全神話のツケガまわって来た>は、そのとおりだ。そこを書いた本文は、痛快で読みやすい。第2章「全ての原発は地震で壊れる」、第3章での御用学者に対する痛烈な批判など小気味がいい。一気に読み進める軽快な文章でもあるからハウツウ本を書きなれている人だと感心した。 第4章になると、「核燃料廃棄物貯蔵所は安全」となり、「自然エネルギーは地球にやさしいのウソ」と言い出すので途惑う。「自然エネルギー〜」はそのとおりだと思う。でも、それをいったらすべての人工的な加工はやさしくない。ワシなどは、原子力を使うウソ(危険)とは次元が違うウソだと思う。 特にひっかかるのは、核燃料廃棄物の件。著者の説には納得できない。世界中が解決できなくて困っている廃棄物処理問題が「次元が違う」という説明だけで「危険でない」というのだから。 原発反対派の言い分を宗教がかっている、というのだが、著者も核廃棄物処理問題を安全だと言うことをキチンと納得させてほしい。
92 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
原子力専門学者の「反原発」論,
By 無堰 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある (ベスト新書) (新書)
3.11以降、説得力のある「原発」論を展開している論者は、広瀬隆、小出裕章(京都大学)、そして本著者の武田邦彦の三氏であると見うけられる。当然、三人それぞれに「論点」や「主張」は異なるものの、この国を牛耳る「原子力マフィア」に対して反対の烽火を上げている点は共通している。とくに、武田邦彦さんは、これまでも『環境問題でなぜウソがまかり通るのか』などで、「隠れ原子力マフィア」の末端につながるいわゆる「御用学者」(東京大学と読み替えても良い)の神経を逆なでし、彼らからはたっぷり反論を浴びていた。その彼が、フクシマ事故を「想定内」として書いたのがこの本である。 いわゆる「時期モノ」の出版であり、本人のブログと重複するところもあった(当然のことだ)が、「とても手軽」に、「とても重い」内容がつまっていて、一読して素人が「原発」を考えるにあたって、「とても良い」見通しのひとつを与えてくれた。 一つは、この国の「原子力政策」の腐った「制度」問題である。これを、自分自身が委員であった経験を踏まえて、自己批判をもって批判している。これは、巻末に付けられた「速記録」を読むととても面白いし、著者の奮闘がよく分かる。 二つには、原発技術が「原子炉」を守る(暴走させない)技術であって、「発電所」を守る技術ではなかったことだ。今回の「電源系」の被害は、この技術体系の落とし穴からきていることが、よく分かる。 三つには、住民被爆の危険については、「原子力マフィア」(この中には当然政府も、自治体も入る)たちは、誰もこのことを「想定外」にしたことだ。意図的にネグレクトしていたといってよい。現在の「原発」の「悪」は、ほとんどこの一点にあるだろう。事後的にしか了解できないということがいかにも「歴史」の皮肉としかいいようないが。したがって、1ミリシーベルトか、20ミリシーベルトかというのは、学者の神学論争ではなくて、無論、政府のご都合でもなく、周辺住民(この範囲は広い)の生活と生命の問題であることは、現状を見ればよく分かる。 ここから、著者は、住民が情報を得て、自分たちで考えて、自分たちで「原発」を判断しなければならないと言う。さらに、恐ろしいのは「福島」や「浜岡」ではなくて(これは終わった)、これ以外の全国に散らばる原発だと警告する。 と同時に、感情的な「原発反対」の意見もたしなめている。 今後、「福島原発事故調査委員会」が立ち上がり、その立ち上げ手続き、審議内容を含めてわたしたちは否応なく「原発」問題に、一人一人が態度をはっきりさせることが求められている。 そのとき言えることは、「ライフスタイル」を変えようなどといった「総懺悔」ではなく、骨太の科学と、技術と、エネルギー政策(そして生活やこの国の仕組み)についての未来ビジョンを持つことが求められていることだろう。 そのための、意義あるテキストとしてこの一書はあるだろう。
54 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
お父さんの良心から語りかける原発の危険性,
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レビュー対象商品: 原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある (ベスト新書) (新書)
原発の安全性に長年携わってきた筆者による原発の危険性を警告する本。 テレビで切れ味のいい解説をして、 ブログでは、わかりやすい説明をしている。 それと同じ、ストレートでわかりやすい内容になっている。 一刻でも早く、多くの小さな子供を持つ親御さんに この本を読んで欲しい。 「正しく怖がろう」という人がいるが、何が正しいのか テレビ、新聞、そして(もちろん)政府発表ではわからないでしょう。 「ただちに人体に影響しない」 とわれわれは聞かされてきた。 この本に書かれてるような事態が、 将来、起こらないように祈るばかりだ。
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