『原発事故20年 チェルノブイリの現在』 ピエルパオロ・ミッティカ
この写真集,へこむわ。
モノクロの陰鬱な写真の連続で,中に1枚,3人の子どもの笑顔の写真があると思ったら,キャプションにはこうある。
「ユリアは先天性の脳性麻痺を患い,重度の知能発達障害がある。
オルガは下肢手の先天性形成不全と知能発達障害がある。母親は彼女を病院に置き去りにした。ヴェラは知能発達障害と脳性麻痺を患っている。チェルノブイリの事故後,遺伝子の突然変異による先天性異常の発症率が約30倍も増加した(ダウン症,アザラシ肢症,心臓血管の先天性異常,感覚,骨,筋肉,結合組織の障害,精神発達障害と脳性麻痺,神経系,精神疾患など)。ベラルーシにあるこの孤児院に対する国の資金援助は極めて少額で,外国のいくつもの支援団体からの人道的援助のおかげでかろうじて運営を維持している。」
なんかなぁ.....
黙示録的世界というか......
もちろん,フクシマと重ねて見てしまうのだ。