イラストや地図、写真のインパクトに圧倒されました。
読み進むうちに、原発がいかに危険であり、反人道的なものであるかが、著者の丁寧な語り口と込められた怒りととに迫ってきます。
「ただ恐ろしいから原発に反対しているわけではないのです」という小出さんのメッセージは、原発が過去も現在も、いかに人々を苦しめてきたか、そして原発をなくすための取り組みは皆のしあわせの問題と直結しているのだ、という力強い宣言であることに気づかされます。
汚染された食べ物にどう向き合うのか、さらには本当に向き合わなければならない問題とは何なのか?
あらゆる事実が曖昧なまま日々見過ごされているこんにち、自分自身がどこを向いて生きるべきなのがを問い詰めさせてくれる人生の手引書として、この一冊は手放せないものとなりそうです。
いろんな年齢の方々が、比較的無理なく読み進めるうえでも、間違いなく良書だと思います。一読をおススメします。