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原発をつくった私が、原発に反対する理由
 
 
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原発をつくった私が、原発に反対する理由 [単行本]

菊地 洋一
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

福島原発、東海原発の建設において現場を指揮した著者は、当時から原発の危険性に気づいていた。「必ずいつか、大事故が起こる」。原発の脆弱な内部構造と被曝労働の過酷な現場を知り尽くした男の壮絶な手記。

内容(「BOOK」データベースより)

元原発技術者、魂の叫び。原発には、まだ隠された致命的欠陥ががある。

登録情報

  • 単行本: 199ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/7/9)
  • ISBN-10: 4048851012
  • ISBN-13: 978-4048851015
  • 発売日: 2011/7/9
  • 商品パッケージの寸法: 18.6 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Secondopinion トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
著者は米国ジェネラルエレクトリック社の原発企画者として福島第一原発、東海第二原発の建設に関わりましたが、その危険性を認識して現在は反原発運動に人生を捧げている方です。

電力会社は著明な芸能人を雇って原発の重要性と安全性を主張するコマーシャルを繰り広げ、ある芸能人は「まだ原発で死者は無いのに、こんな批判されるのはおかしい。車の方が人を殺しまくってる」と発言する始末ですが、問題は、原発に関わるヒューマンエラーやウソや情報操作なのです。もし万能の神が100%の安全を保証しているのなら原発は有用でしょうが、安全を主張しているのが利権まみれになった人間たち(政府、東電、学者)であるから問題なのです。

本書では米国ジェネラルエレクトリック社が製作したMARK1をはじめとする原発が、東電の御用学者が安全と主張しているにはほど遠い代物であることが数々の証拠を挙げ切実に訴えられています。つまり政府も東電も学者も日常的にウソをつき通しているということです。

今回の原発事故で国民もその実態に気づき始めましたが、他の原発を廃止させることができるのか、これからが世論の正念場といえます。そんな中、本書は著者でしか知り得ない情報を惜しみなく明らかにして、原発の問題点を浮き彫りにしている必読書といえます。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ100レビュアー VINE™ メンバー
福島第一原発はGE社の原子炉であるが、このGE の技術者であった著者が原発の危険性を告発する。
・福島第一原発の格納容器はMARK1という初期型であるが、この原子炉には欠陥があるとして
 GE のシニアエンジニア3人がやめている。
・浜岡原発の3号機は、安全なMARK2やMARK3が完成していたにも関わらず、MARK1が
 使用されている。
・危険なのは原子炉周りの冷却水の注入など、原子炉につながる配管である。つり下げ式で
 配置されるが、地震でこれらがぶつかり破損する危険がある。
 3・11当日もこの配管がぶつかり合う大音響を作業員たちが聞いている。
・1955年に、日本で原子力基本法が成立した。56年に設置された原子力委員会の初代委員長は
 CIAから、「PODAM(ポダム)」という暗号で呼ばれた読売の総帥、正力松太郎である。

後半は著者の半生記になるが、前半の告発部分は抜群に面白い。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 元GE技術者の告発本  2011/9/12
By nao
 元GE技術者の菊地洋一 氏が福島原子力発電所MARK1の危険性を述べています。著者は日本大学の短大から原発技術者として働いたたらしいですが原発の危険性やそんなものを日本につくるという罪悪感から80年代半ばに原発制作から足を洗ったしまったらしいですがずっと両親の呵責に苛まれて原発を気にせずに居られなかったと告白していました。本書にはMark1型発電所の問題点が述べられていますが、机上の計算と現実に存在する発電所の欠陥度合いがこれほど違うものなのか驚きました。ところで、テレビなどに出演してる御用学者の原子力関係者は、5重のセキュリティがあり大丈夫だと口にしていましたが、まったくの嘘なんだと確信を得て唖然としております。震災当時、タービン建屋が爆発で簡単に吹き飛んでいました。あれも5重のセキュリティの一つなんて信じられません。悪いことにMarkの原発の欠陥として格納容器は何百もの制御棒がむき出して刺さっており、格納容器の底に穴が開いてあると同然の強度のようです。
しかも、福島のMark1原発は、GEのシニアエンジニアが、設計当時何十年前にも格納容器の小ささと構造から危険だと判っていた代物のようで、しかも本国米国できちんと試したものでもないものを日本に導入したということだそうで呆れてものが言えないです。信じられないことに、格納容器が小さく、そこに穴があいていて、致命的な配管トラブルを起しやすい初期型の原発が、浜岡の原子力発電所にもあるんです。呆れたことに、初期型の原発の危険性を知り当時最新型の原発が存在していましたが安全性よりも経済性を考量して作られてしまいました。
あとは土地です。立川など断層が震災後調べられていましたが原発を作る際に震災や断層のことをほぼ想定しないで作られたもので臨海してる原発など危険にさらされてしまってます。
 この本では今後の原発の処理対応やいち早く中間貯蔵施設を作る可能性に触れていました。そう、あれです。細野豪志さんなんかが言っている施設を福島につくるのかということです。そもそも中間貯蔵なんてありえないということです。すなわち福島が最終処理の場になる可能性が高いのです。六ヶ所村なども最終処理施設ではないですから。
原発というコストが高くつきとてつもない年数かけないと汚染が無くならないようなものを作り出してしまったのです
この夏、意外にも原発が無くてもそれなりに過ごせることが分かったしまいました
経団連など電力の安定供給のためにどうにかしろといってくるでしょう。全く原発なしでやっていくのが理想ですが
ある程度は必要だと思います
ただ、原発推進派のためにやたらに原発を利用するのはやめるべきだと思うのです
 
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 レッテルを外して読めば、問題点指摘の宝庫。ポジションも貴重だ。
GE日本支社で現場の工程管理をしていたプラント技術者の本。
なお、奥付から本書は原子力情報資料室などに寄稿してる... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: M.Saito
5つ星のうち 5.0 たくさんの人に読んでもらいたい本です。
原子炉の仕組みをとても詳しく、わかりやすく説明している。
原子炉がどのように作られてきたのか
原子力発電の怖さがわかります。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: kozi-X
5つ星のうち 4.0 原子力発電所の建設に携わったプラント技術者が建設現場から見た原発の危険性
原子力発電所は格納容器や圧力容器に何重にも守られた安全な建造物なのではない。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: touten2010
5つ星のうち 4.0 原発の構造は複雑、それゆえ危うい
... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: 読書散歩
5つ星のうち 3.0 星5個です。3個の部屋が空いていたので、こちらに書き込んでいます。
原発の製作過程の現場を知る人の本だと知って、興味を持ちました。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: iihonn-yomitaidesune
5つ星のうち 4.0 技術者が自ら設計した原発に疑問を持ち、反原発を唱える
1941年生まれの著者が、50歳を境に、原発開発現場を去り、
反原発運動の旗振り役になっていく理由をしたためている。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 楓
5つ星のうち 4.0 原発建設に携わった方の肌で感じた危機感
原発の建設に携わった事のある、元GEの技術者が語る
いかに原発が危険なシロモノであるかというお話です。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 大森 義範
5つ星のうち 4.0 原発の建設現場を知っている著者だから書ける内容。原発"システム"の弱点が詳しい。
著者はご自身でも断っているように"設計技師"であって、いわゆる"原子力の専門家"ではありません。しかしながら、実際のGEに雇われる形で原発建設に携わり、実際に図面... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: ゴルゴ十三
5つ星のうち 4.0 原発建設の現場で見えたその実態と危険性
原子力発電所の実際の建設現場での経験から、その危険性について指摘している本。著者は、企画工程管理スペシャリストとして福島第一原発6号機(1〜4号機ではない)と東海... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: Edgeworth-Kuiper Belt
5つ星のうち 2.0 設計思想が古すぎる「MARK1」は廃炉にすべきだが
... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: 濱哲
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