九条の会のメンバーであった、井上ひさし、小田実、加藤周一
らは亡くなってしまったが、この人たちの決意は変わらない。
このブックレットは、6月4日の九条の会講演会の内容に加筆
したものである。
鶴見俊輔は、原爆について語り、ベ平連の小田実について回想
しながら、市民運動を呼びかける。
澤地久枝は、震災時の政府に注文をつける。この震災から世直
しをと呼びかける。ひとりから始めることを、やはり小田実を例
に説く。震災時、ご飯を炊いた、自分の難民体験からだと、そし
て、難民生活を強いられた人々に思いをよせる。
奥平康弘は、原発の違憲・合憲問題は、さて置いて、核武装・
核兵器は、憲法違反で許されないと厳しく説く。災害救助での自
衛隊員の迷彩服姿に疑問を持つ、確かに、戦場でもないのに、あ
の迷彩服姿には多くの疑問を抱く。うがって見れば、メデイアを使
って広告行為をし続けたのかと。
大江健三郎の話は、あの6万人集会時の話と重複しているところ
もある。友人サイードの話、戦争が終わり、新しい憲法にふれた時
の話、平和憲法を決意し、武器を持たない決意をする話。
そして、ビキニ事件の第五福竜丸の話、福島原発の大事故の話へ
と。そして、原発にノーと言おうと。