新版が出てたんですね……知りませんでした。非常用ディーゼル発電機の予言、ご立派です。
原発本の中では貴重な中立派の方の本です。確かに偏ってない理論でした。また、前書きにあったように、筆者は技術論者ですね。そのため、正直言いますと、内容が難しく、理解しづらい部分が多くありました。原発の構造について、詳しく知らないためです。ある程度、原発に精通している人が読むと面白いのかもしれません。
さて、簡単に感想を書きます。この本を読んで、衝撃的だった情報があります。それは、軽水炉の設計寿命は40年であり、日本では2010年から寿命を迎えるものが続出するという記述です。現在2011年…そろそろ原発大国日本は一線を退くべきでは?と思いました。
筆者は主に世界の事故に焦点を当てて、論を進めます。技術面から見た原発事故、というのがこの本のおおまかな内容でしょうか。多少難解ですが、時間をかけて読む価値はあると思います。