家内と付き合っていた時代、初めて家内から誕生日プレゼントとしてもらったのがこのアルバムだった。
それまで私は、最近の彼女の曲を全く知らず、再生してから「誰のアルバムだっけ?」と、ジャケットを見直した位に歌唱力が上達していた。
角川時代初期の初々しい曲しか知らなかった私にとって、これは非常に嬉しい驚きとなった。
女優として、歌手として、着実に努力を続けたからこそ、ここまでの実力を得たのだろう。人間、時と共に変化して行くものだと、当たり前のことを教えられた気分になった。
変わると言えば、家内もそうだ。結婚して子供を産んで、今ではすっかり大蔵大臣として私の音楽好きを非難している。そういう時には、このアルバムを聴くのが私の回避行動である。