アメリカ合衆国第34代大統領だった”ドワイト・デーヴィッド・アイゼンハワー”が退任演説のなかで非常に重大な言葉を残しています。
それは、アメリカの軍事産業と政管の癒着とも思えることに対しての未来への危惧を表すものでした。
第二次世界大戦後65年経った今でも、アメリカが抱え込んでいる大きな問題であることを示唆していたのです。
アイゼンハワーは、アメリカの軍産複合体(military-industial compllex)への警告を、この退任演説の中に入れていることは、非常に評価できることだったのですが、残念ながら、この演説で彼が危惧したことが、その後もアメリカが世界のどこかで絶え間なく戦争をしていることによって、彼の警告が無為に終わってしまっていることを証明しています。
本書を読んでいて、広島、長崎、への原爆投下が、この恐ろしい軍産複合体の黒幕たちによって進められた必然だったことにたいして言い知れぬ恐怖と怒りを感じてしまった。
本書の中で天皇のことにも触れて書かれていたが、このようなことが真実だったならば、と戦慄を憶えて読み終わった。