- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
むしろ量子力学、原子物理学の入門書として最適と思います。,
By
レビュー対象商品: 原子爆弾 (ブルーバックス) (新書)
これまでのレビューの傾向は、どちらかといえば、「原爆という凶悪な兵器の開発史が良く分かる本」 という論調のように思います。 しかし、この本の本来の姿とはそれはちょっと違うと思えてなりません。 この本は、原子爆弾開発に至る原子物理学の発展史を 見事に叙述した本、というのが本当の姿でしょう。 そして、その「原子爆弾開発に至る原子物理学の発展史」とは、 まさに20世紀初頭からの素粒子物理学、量子力学の根本をなす発見の発展史そのものです。 それが難しい数式等を一切用いずに、あきれるほどわかりやすく叙述されているのです。 ですからこの本は、高校までの物理知識、 すなわち19世紀までのニュートン力学を基本とする物理しか学んでいない 我々大半の文系的一般人に、 今の時代に実は必須な20世紀の物理知識を得るためのとっかかりとして、 実に有益な本なのです。 それでいて、読み物として実に面白い。 山田先生には沢山の物理啓蒙書があり、 いずれも素晴らしいですが、文系目線で評価できる読み物としては、 この本の出来はピカイチです。 この世の中の森羅万象を知りたい純粋文系の方々、 是非、この本からお入り下さい。 そして次は、 「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫) に進まれますことをお薦めいたします。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
原子爆弾ができるまでの歴史がわかる,
By
レビュー対象商品: 原子爆弾 (ブルーバックス) (新書)
原子爆弾の構造などより、製造された歴史がわかる本です。誰が、いつ、どんな発見をし、だれとかかわり、どんな技術的 問題を解決していったのか? が書いてあります。結構、読み応えがあります。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現代物理学史と基礎理論から原爆開発の道程まで丹念に追う,
By
レビュー対象商品: 原子爆弾 (ブルーバックス) (新書)
冒頭ニューメキシコでの実験成功の記録から始まり、筆者が初めて見聞きした原爆炸裂の記録へ衝撃、その原理が核分裂と云う現象を応用した事に触れます。ラザフォード実験からキューリー夫人、リーゼ・マイトナー博士やプランク、そして湯川博士の中間子理論などを紹介し、核分裂から中性子の発見へと丁寧に解説が続きます。フェルミの中性子照射による物質の放射化から人口放射能・遅速中性子が紹介され連鎖反応がウラン235の核分裂から発生する事実を突き止め、『ボーア・ホイーラー核分裂理論』なるウランと核分裂との体系的理論発表に言及します。次のステージ『ウラン濃縮』では、まず熱中性子や二次中性子の確認など中性子の挙動について詳しい理論を記載しています。『フリッシ・バイエルス覚書』では臨界質量について解説され、世代数、起爆装置、原爆の破壊力について理論解説が進行し、『人工元素プルトニウム239』発見で期が熟したとみたアメリカ政府は濃縮ウラン製造とプルトニウム生産の研究拠点をシカゴに集中させ、マンハッタン地区は米国原爆製造計画の代名詞となり、材料さえ揃えば原爆は製造可能だと結論づけられました。 終盤、原爆研究所所長オッペンハイマーが建てたロス・アラモス研究所に若い科学者たちを集めて進めた課題解決、情報交換、イギリス原爆開発部隊との合流等による作業進行を述べています。考案された2種類の原爆ガンタイプ(ウラニウム型)原子爆弾とインプロージョンタイプ(プルトニウム型)原子爆弾の構造と動作原理を詳しく解説しています。トルーマン大統領の命令が下り、科学者達がはじき出した原爆破壊力がついに現実のものとなりました。改めて広島、長崎で被爆し亡くなられた方のご冥福を祈ります。合掌
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|