野湯の元祖が野湯を紹介しています。全部にアクセス情報はついているが、案内図には精粗があります。その精粗別にこの著者の後の本、美坂・郡司両氏の書でも見ないものをあげますと、まず地形図に位置が明示され、地形図名もわかるものでは、3湯あります。そのうち、余り入湯に労力を要せずかつ浴感も良さそうなのは、黄金井沢温泉(北海道)です。次に案内図はイラストだが、地形図名はわかるものでは4湯ですが特に推奨する湯はありません。最後にイラスト案内図だけで記事も半ページのものでは13湯で、なかでは新湯(富山県)が入浴価値が高そうです。名をあげなかったものは、シャベル、バケツ、ゴムホース、防水シートなど持参で出かける必要があり、苦労して湯船を手製したあげくのはて、湯量が乏しいとか湯温がないで、満足のいく結果が得られないとみられる湯です。野湯の草分け的書籍ですが、この後追随者の本がかなり出ていることもあり無理してまで入手することはないと思います。