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卵子の話
 
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卵子の話 [単行本]

浅田 義正
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

浅田 義正
1982年3月名古屋大学医学部卒業。1988年2月名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員。「不妊外来」、「健康(更年期)外来」を担当。1991年5月名古屋大学医学部産婦人科助手。1992年7月医学博士。1993年1月~1994年12月米国The Jones Institute for Rproductive Medicine、Eastern Virginia Medical School、Norfolk、Virginiaに留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 128ページ
  • 出版社: シオン (2009/09)
  • ISBN-10: 490359811X
  • ISBN-13: 978-4903598116
  • 発売日: 2009/09
  • 商品の寸法: 26 x 18 x 0.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
『卵子の話』(浅田義正・松島美紀著、シオン)には、驚くべきことが書かれている。

著者の浅田義正は不妊症治療の第一人者であるが、「女性の卵子(らんし)は老化する」というのだ。女性には、誕生前の母親の胎内にいる段階で既に、卵子の元となる細胞が生じており、卵子はその女性の年齢と同じだけ年を取っていくというのだ。

しかも、女性の卵巣に蓄えられた原始卵胞(卵子の素)は、女性の誕生時には約200万個あるが、その後、増えることはなく、女性が年齢を重ねる毎に自然減少していき、小学校入学時点では約50万個、月経開始時点では約20〜30万個、閉経直前には1000個という推移を辿る。

その上、原始卵胞は数が減っていくだけでなく、女性の年齢とともに老化していくのだ。このことは、妊娠する力が低下していくことを意味している。35歳ぐらいから段々と下がり始め、40歳を過ぎると妊娠はかなり難しくなる、と著者が述べている。これは原始卵胞が古くなることが大きな原因であるが、その他に、子宮の疾病が増えてくること、ホルモンのバランスが崩れてくることなども影響している。そして、閉経の約10年前から、ほとんど妊娠できなくなるというのだ。

出産は時間(年齢)との勝負なのだということが分かる。「ホルモンのバランスがよく、子宮や卵巣の問題が少なく、妊娠や出産に関する機能が十分に成熟し、子育てする体力も精神力も十分にある、つまり心身、卵子・卵が共に元気で、子供を産み、育てることができる期間、それが妊娠に適した時期」であり、その時期は20代〜30代前半というのが、著者の結論である。

社会に出たら、仕事も大切、いろいろな経験を積むことも大切、結婚も大切だが、卵子についての正しい知識を持って、人生を設計してほしい、結婚・妊娠・出産の優先順位を上げてほしいというのが、著者の願いである。

この本は、内容にとどまらず、豊富なイラストも素晴らしい。

不妊で悩むカップル向けの『赤ちゃんは、待ってくれない!――妊娠・不妊を左右する「卵子」の話』(浅田義正著、内村月子漫画、現代書林)は、漫画で分かり易く解説されている。
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