本書のタイトルである「即系物件」とは、ナンパ師たちの間で使われる用語のひとつで、彼らの中では「すぐにヤラせてくれる女の子」を意味する言葉である。本書の著者にして主人公たるカリスマナンパ師・サンジ氏によると、彼女ら「即系物件」には、自傷、家出、虐待、性的コンプレックス・・・と、その心の傷には共通するものがあるという。カリスマナンパ師がみた現実とは何なのか?本書は現代社会に生きる若者たちの生態をリポートした異色のノンフィクションである。
現代の若者の今の「生きづらさ」を的確に捉えた問題作!!
サンジ氏の活動エリアが「渋谷」に限定されていることから、ナンパした彼女たちの生態を通して、今や「渋谷チルドレン」という言葉に代表される、全国に象徴となった「渋谷」という特化された街の風俗性も浮かび上がらせる。
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「即系物件」というのは、すぐにHさせてくれる女の子という意味の、著者の造語らしい。普段普通に歩いてる街でこんなことが繰り広げられているというのにも驚きだ。表紙にも書いてあったが、「即系」な子というのは「心に不安定な何か」をかかえているものらしい。
「ナンパ」というとイメージとしてはあまり良くなかったが、こういう風に、一人一人のことを本当に深く考えてナンパしてる人もいるんだなぁと思って感心させられた。
そこらの恋愛系小説よりはるかに泣けるかもしれない。
sanzi氏のHPを見てみると、過去の日記が膨大にあった。多すぎてまだ全部は読みきれてないが、よくもまあこんなにも多くの人たちのことを真剣に考えられるものだ。本自体も相当におもしろかったが、sanziという人自体がもっと気になる。
刺激を求めさまよい、漂ううちに自分が何物かすら分からなくなっている女たちがいる。
私も、すぐにサセてくれる即系に何度も出会ったことがある。
初めのうちは何でだろう?と考えていたが、何度もそういう女に出会っている内に、心が麻痺していたのか、最近はラクチンで良かった程度にしか思わなくなっていた。
著者は数百を超える行きずりを相手にしてながらも、なんでだろ?という最初の気持ちを忘れずに、簡単女の心を探り続けている。
辛辣な言葉を吐きくが著者の言葉から目が離せなくなる。
「ガキがガキをうんでいる。」
子供に子供が教育出来るわけが無く、愛情を伝える方法を知らず体だけオトナになるガキが増えている。
愛情を確認し合う我慢と言葉が足りず、言葉の替わりにセックスでコミュニケーションを取る。むしろセックスでしかコミュニケーションがとれず、それでしか生活出来ない。
人類に一番近い猿:ボノボ。そんな猿社会に似た乱痴気味な人類社会が都心の一角に存在している。。。。
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