今から40年近く前だと思うが、東京12チャンネル(現在のテレビ東京)の番組『金曜スペシャル』でシルヴィア・クリステルの特集をやった時、この作品も紹介されたのである。
エマニエル夫人 [DVD]や
卒業試験 [DVD]の明るいセックスシーンと対照的に、『危険な戯れ』は女を拉致したり縛ったりするシーンがあったため、妙に印象に残り、いつかは見たいという思いを抱いた。
その後、VHS 化されたのを知ったのであるが、その時はすでに絶版で、ビデオショップで中古を売っていたのを発見したこともあるが、高価だったため、購入をあきらめた。
40年来の思いがやっと叶えられたわけであるが、実際に見てみると画面は明るく、コミカルなシーンもあり、想像していたほどダークな作品ではなかった。
ストーリーは非常に複雑で、一回見ただけで理解できる人は、いないだろう。そのためかどうか知らないが、52ページにも及ぶ解説書(監督へのインタビューや出演者の紹介を含む)が付属する。
すべては夢だった、というオチをつけてもいいような作品でもあり、ストーリー的に楽しめなくとも、倒錯的だったり幻想的だったりするエロティックなシーンが堪能できれば、それはそれでいいのではないか、と思える。