登録情報
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タバコや酒がドラックである(しかもかなり最悪なドラックである)という意識が致命的なほど低いこの国にあって、その辺りのフォローも忘れてない。
煙草:アルコールやヘロインを中毒的でなく使用する人は数多くいるが、ニコチン使用者の場合、中毒者でない人はほとんどいない。すでに耐性の形成されているほとんど喫煙者=常習者は大きな意識の変化を経験することはほとんどない。このような効果の伴わない、行為そのものを目的とする摂取の悪循環は(効かないのにやめられない)、他のドラッグでは中毒の末期にしか認められないものである。
酒:アルコール中毒は、最も治療の困難な薬物中毒である。アルコールの身体的依存性(禁断症状)は、イリーガルドラッグ中最悪といわれるヘロインのそれに等しい。
もっとも体内で猛毒のアセトアルデヒドに変わり、飲みすぎると気分が悪くなるので、よほどの理由・社会的圧力でもないと数年で中毒となることはない。その代わり20~30年でツケが回ってくるので、その間酒税は稼げるし、20歳あたりから飲み始めてもらえば、労働力として役立たずになる頃に廃人になってくれる、福祉が助かる、と福祉国家にとっては願ったり適ったりのドラックである。
なお、おなじデータハウスの『続・危ない薬』はSEXドラッグなんかをあつかった、時流におもねる別物。
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