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危ない精神分析―マインドハッカーたちの詐術
 
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危ない精神分析―マインドハッカーたちの詐術 [単行本]

矢幡 洋
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

心の問題をすべて「過去」や「親」のせいにする精神療法がある。時としてそれは個人に深刻なダメージを与えることがある。本書は精神分析的手法の誤謬性を明らかにする。

内容(「MARC」データベースより)

心の問題をすべて「過去」や「親」のせいにする精神療法がある。時としてそれは個人に深刻なダメージを与えることがある。アダルトチルドレン、幼児期のトラウマ…。精神分析的手法の誤謬性を明らかにする試み。

登録情報

  • 単行本: 262ページ
  • 出版社: 亜紀書房 (2003/07)
  • ISBN-10: 4750503045
  • ISBN-13: 978-4750503042
  • 発売日: 2003/07
  • 商品の寸法: 20 x 13.5 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
実際にPTSDの人もMPD(DID)も臨床場面で出会いますしEMDRも有効なので全てを否定する気にはなれませんが、著者が強調したい点については同感です。
しかし、クライエントがACというコトバやcomplexPTSDというコトバに救いを求めているのだとしたらそれを利用してナラティブに治療をしていけばよいだけなのでそんなに目くじら立てなくてもという感はあります。臨床家の立場からすれば治療に役立ちそうな概念や考え・信念は何でも利用すればよいだけですので。ただ一言言いたいのは、「催眠はマインドコントロールには成り難い」と思います。催眠状態は「かかる気がある人の積極的な協力があって始めて成立する」ものだということは催眠療法や研修を受けたことのある人なら周知な筈ですから。
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73 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
原因の恐怖 2003/8/21
By 140406
形式:単行本
この本で矢幡氏が述べるように、私たちは常に原因を知らなければ気が済まない。そこにつけ入って、体の不調を心の問題、しかも真実の遠く知れない過去の、そのトラウマの発現として見る(見せる)、欺瞞的手法を編み出し広めたのがジュディス・ハーマンであった。この手法はアメリカで、まさに金の卵として多くの精神分析的手法シンパのセラピストに受け入れられた。

彼らがマインド・ハッカー=偽りの記憶を植え付ける人として、たくさんの苦しむ人たちから文字通り搾り取ったということを私は知らなかった。

氏の言うとおり、日本に「依存性の高い」人はたくさんいるので、こうした原因を追い求めることは受け入れられてしまいやすいだろう。

矢幡氏の「解決志向セラピー」をとるかどうかはもちろん!人によるのだが、私はその「問題を問題として捉え、(原因を追究するのではなく)あくまでその問題に対する回答を現実的に考えていく」という姿勢に共感する。依存することではなくて、自分自身で望む道を探していくことはやさしいことではないが絶対に必要なことであるし、大なり小なり誰もがしていることである。

この本が多くの人に読まれることを望みます。

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59 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bai
形式:単行本
 80年代後半から90年代前半にかけてアメリカで「精神的外傷によって『抑圧された記憶』を催眠によって蘇らせる」という「記憶回復療法」が大流行し、「抑圧されていた性的虐待の記憶が蘇った」とするクライアント達が両親を訴えるケースが続発します。このため、「蘇った記憶」の真実性を巡って「記憶戦争」とも言うべき一大論争が巻き起こります。

 本書の前半は「記憶回復療法」に関する騒動の記録で、「蘇った記憶」の客観性が否定されるに至った経緯が詳しく述べられています。同時に、カウンセラーの思い込み(「抑圧された記憶」が諸悪の根源だ!)をクライアントに押し付ける弊害を指摘しています。

 後半では、「記憶回復療法」に限らず精神分析の基盤である「結果には必ず主要な原因がある」という考え方(思い込み?)に疑問を提示しています。精神的な問題には実に多種多様な要因があり、幼児期の両親との関係にのみ目を奪われることは、当面の問題から目を逸らす事にしかなっていないのではないか、としています。因みに、著者は精神分析を行う精神科医から短期療法を行うカウンセラーになった方だそうです。
 精神分析や交流分析、催眠療法などに興味を持っている私にとっては随分と興味深い本でしたので、レビューを記しました。参考になれば幸いです。

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最近のカスタマーレビュー
取り上げられているのは精神分析ではない
レビュータイトル通り。
書名にこれだけ堂々と「精神分析」と謳いながら実際には精神分析でないことについて書いてある本。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: yamaza85
精神分析に必要な「客観性」と記憶回復療法の「誤謬
著者が述べるのは、1980年代から、90年代アメリカを席巻した記憶回復療法の危険性である。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: Gori
もっと早く出会いたかった
この本と出会ったのは、27の時、本屋でタイトルに惹かれて手に取りました。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/31 投稿者: 本屋好き
精神分析のある種のオカルト性
通常とは異なる場所へ隠された秘宝(或いは秘術/真相/深層でも同じ)。
宝の地図を解読できるのは選ばれたエキスパートだけ。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/23 投稿者: 白頭
おわりに
ぜひ終わりにを読んでほしい
長い文を読む集中力がかけている人にも
これくらいならば読めるはず... 続きを読む
投稿日: 2008/3/1 投稿者: まやっぺ
色々な考え方
本屋でタイトルに惹かれ本書を手にさせて頂いた。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/10 投稿者: 心理臨床家
扇情的だが著者のバランス感覚はごく普通
フロイトが創始者である「精神分析学」を常識的に判断すれば、「??」という印象は普通に受ける。『過去の特殊体験が無自覚のうちに無意識に抑圧され、その葛藤から「疾病」... 続きを読む
投稿日: 2005/4/21 投稿者: I Love SevenStars
そそっかしさは時に危険
著者が口を極めてののしるハーマンなのだけれど、彼女の「心的外傷と回復」... 続きを読む
投稿日: 2004/12/9 投稿者: よれよれのオヤジ
そんなにいい本じゃないけど、日本の民度にはこれくらいがちょう
心理療法と言えば、精神分析しか知らない人が多すぎる。... 続きを読む
投稿日: 2004/8/30
まれにみる悪書
本書の内容は本来は外傷理論の批判であったのであろうが、もっぱらジュディス・ハーマンの個人攻撃に終止してしまい、まことに品のない代物となってしまっている。続きを読む
投稿日: 2004/4/3 投稿者: SAI
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