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占領下日本
 
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占領下日本 [単行本]

半藤 一利 , 保阪 正康 , 松本 健一 , 竹内 修司
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

天皇の「人間宣言」、新憲法の制定、東京裁判の成り行き、検閲の実態、数々の謀略事件、そして朝鮮戦争…新生日本のグランド・デザインをめぐる国内の相克がGHQ内部の権力闘争と絡み合い、いまだに多くの謎と未解決の事件を孕んだまま過ぎ去ろうとしない時代の真実に迫る。現代日本を呪縛する「占領下」の出来事の深層。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

半藤 一利
1930年生まれ。作家。東京大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる。1994年、退社

竹内 修司
1936年生まれ。東京外国語大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる。2000年、退社。文教大学情報学部教授を経て、現在はフリー

保阪 正康
1939年生まれ。評論家。同志社大学卒業

松本 健一
1946年生まれ。東京大学卒業。現在は麗澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 450ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2009/07)
  • ISBN-10: 4480857915
  • ISBN-13: 978-4480857910
  • 発売日: 2009/07
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.4 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
昭和史の論客が集まっての論談集。

テーマ別に簡単な「報告」があって自由に討論する。思ったほど堅いものではなく、初めはお堅い読み物と思ったが、読み進むとなかなか面白い。「国破れてハダカあり」「当用漢字」とかの文化論もあり、いずれも戦中戦後に多感な時代を過ごした論者それぞれの、そのナマな体験や感想も面白い。

「パンパン」とか「オンリー」さんとか、占領軍の米兵や軍属、宣教師、その家族との交流など、今の日本人はほとんど忘れてしまっている。沖縄問題なんかは、こういう皮膚感覚をともなった理解なしでは本当の解決はできないような気さえする。

昭和史論をひととおり心得ていて改めて論点をさらっと俯瞰してみるのもよし、団塊世代が自らの時代の出発点を懐かしむもよし、安保世代や高成長世代に染みついた思い込みを見直すきっかけづくりもよし、だ。

結局、ずっとふたをしてしまって謎のまま、国民が忘れかけていることは多い。ある種の神話がつくられ信じ込まされていることもあるだろう。当時のそのままに固定化された善玉、悪役・敵役が歌舞伎でも見るように「実は…」ということも大いにあり得る。

いま、政権交代で何が変わるかが問われている。とんでもない事実が突然明らかになってあわてふためかないように、戦後史をもっと勉強しておいたほうがよいかもしれない。占領時代はその原点には違いない。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は、著名な作家、教授の対談形式で幾つかのテーマが語られる。本当に【無条件】降伏だったのか、とか、マッカーサーは何者だったのかとか、東京裁判についてとか、警察予備隊(自衛隊)設立の背景とか、章立ては一般的かつ王道的だったが、中でも崩御後20年になる昭和天皇についてかなり客観的に語られていたのが新鮮だった。

昭和天皇はマッカーサーに利用されたのではなく、逆に彼を上手く利用するような政治手腕を持っていたらしい。 沖縄の米国への租借と引き換えに独立を認めさせようとした点など、憲法や一般大衆の認識とは違い、実に堂々と『国家元首』として振舞っていてマッカーサーがそれにかなり絆されていたという論評が痛快だった。 極めて優れた政略家だった昭和天皇とマッカーサーは10回以上も会見し、昭和天皇が色々と政治取引を仕掛けていたようだ。占領下での昭和天皇の政治手腕を知り、ちょっと痛快な気分になれた
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形式:単行本
 対話形式で語られる占領下日本の様相。
 いろんな話が出てきておもしろい。高浜虚子の俳句第二芸術論に対する「俳句を芸術として認めてくれてありがとう」とか。
 旧漢字・旧仮名の中国との対比。
 日本女性はけっこう外国人に評判が良く、チェーホフも褒めてること。
 カール・シュミットの、英米仏露の地上支配に「空から割り込む」という考え方。
 硫黄島で死臭を消すためにギンネムの種をまき、韓国でもそうした。北朝鮮はそうしなかったので洪水が多くおこる。
 何度もでてくる話題として、昭和天皇の政治能力が意外と高く、マッカーサーの一枚上手だというのも面白かった。
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