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占領下パリの思想家たち―収容所と亡命の時代 (平凡社新書 356)
 
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占領下パリの思想家たち―収容所と亡命の時代 (平凡社新書 356) [新書]

桜井 哲夫
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 903 通常配送無料 詳細
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占領下パリの思想家たち―収容所と亡命の時代 (平凡社新書 356) + 「戦間期」の思想家たち レヴィ=ストロース・ブルトン・バタイユ
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登録情報

  • 新書: 299ページ
  • 出版社: 平凡社 (2007/01)
  • ISBN-10: 4582853560
  • ISBN-13: 978-4582853568
  • 発売日: 2007/01
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 323,519位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 白頭
形式:新書
ビシー政府、共産党、レジスタンス、植民地政策・・・

ドイツ占領前/後のフランス人達の気分や立位置は、単純に敵/味方、

白黒で割り切れない複雑さがあり、日本人にはなかなかわかりづらい。

本書ではサルトル、ボーヴォワール、サンテグジュペリ、カミュ、メルロポンティ、

ブロック、ベンヤミン、ヴェイユ、バタイユ、ムーランといった著名な思想家、運

動家達の言動・行動をエピソードを積み重ねる形で紹介している。

当初「オーバーロード作戦」に予定されていなかったパリ解放の舞台裏や

解放後の対独協力者の粛清など史実としても特に興味をひかれた。

ただ、声明やエピソードの紹介に終始しているため、著者自身の視点はあまりみえ

てこない。何より人名索引位は欲しい。

各思想家の思想について予備知識のない人には、正直興味は半減するとおもう。

個人的にはベンヤミン、バタイユ、サンテグジュペリのアクションに興味をひかれた。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
第二次世界大戦中の思想家・知識人たちの動向を追ったものです。
サルトル、ボーヴォワール、マルク・ブルック、レヴィ=ストロース、
サン=テグジュぺリ、カミュ、コクトーらが登場し、
ある者は海外へ亡命し、ある者は収容所へ容れられ、
ある者はレジスタンス活動に加わり、ある者はパリに留まります。
当時の思想家・知識人たちの足跡を概略で追えますが、
結果として大味になってしまっています。
ユダヤ人問題、粛清問題など議論を呼んだテーマが出てきますが、
どれも簡単な背景説明で終わっています。
本書は思想家・知識人たちの動静を追ったものであり、
彼ら・彼女らの思想を深く鋭く迫ったものではありません。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By それから トップ1000レビュアー
形式:新書
題名に引かれて手に取ったが、本書は三部作の最後であった。本来は、「戦争の世紀」、「『戦間期』の思想家たち」を先に読むべきであろう。

とはいえ、本巻では、ドイツのポーランド進入、フランス、イギリスの対ドイツ宣戦布告に始まる第二次世界大戦のなかで、敗戦により占領下にあったフランスの思想家(この戦争のなかで思想家になった人もいると思うが)がどのように生きたかが興味深く語られている。

捕虜となるが、書類の改竄により釈放され連合軍によるパリ開放まで占領下のパリで暮らしたサルトルとその同伴者ボーヴォワール。レジスタンス運動に参加したカミュやアンドレ・マルロー。ユダヤ系であることから亡命したレヴィ=ストロースとローマン・ヤコブソンのニューヨークでの出会い(構造主義の発端となった)。亡命先の米国で「星の王子様」を執筆したサン=テグジュベリ。そしてデリダ、コクトーなど。

占領中はヴィシー政権、ドゴールの自由フランス、レジスタンス運動のそれぞれに属した人々の戦後における和解、そして思想家の立場は微妙なものがあるのであろう。

我が国でも戦後、フランスの哲学、思想が流行してきたが、占領下の思想家の生き方を知ることはその思想を知る上で有益なことであろう。
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