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博物館へ行こう (岩波ジュニア新書)
 
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博物館へ行こう (岩波ジュニア新書) [新書]

木下 史青
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

博物館では世界や歴史を感じ、自分を取りもどすことができる。東京国立博物館の本館リニューアルにも携わった展示デザイナーが目指すのは「記念撮影したくなる展示風景」だ。展覧会ができるまでの仕事や国内外で進化中の博物館の魅力を語りつくす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

木下 史青
1965年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程環境造形デザイン専攻修了。東京藝術大学美術学部デザイン科助手、(株)ライティングプランナーズアソシエーツ、東京国立博物館学芸部企画課展示調整室研究員を経て、現在、独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館事業部事業企画課デザイン室長、愛知県立芸術大学デザイン科・女子美術大学芸術学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 199ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2007/7/20)
  • ISBN-10: 4005005713
  • ISBN-13: 978-4005005710
  • 発売日: 2007/7/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ライド VINE™ メンバー
形式:新書
岩波ジュニア新書なので対象は中学生や高校生の人たちかもしれませんが、世代を問わず楽しめる本だと思います。
作者の仕事である博物館の展示デザイナーという仕事を私は知りませんでした。美術館や博物館の展示を行う人というと学芸員しか思い浮かばなかった私には、空間あるいは気配をデザインするという考えがとても新鮮に映りました。

作者がどうしてこの仕事につくことになったか、出会った美術館のこと、それらを読んでいると、「自分の良いと思う、沢山の人が楽しくなる博物館をつくりたい」という作者の心意気が、自然と心に響いてきます。

本の中にはさまざまな博物館、美術館が紹介されています。巻末には作者のおすすめリストもあって、お休みの日に行きたくなります(海外はなかなか難しいですが)。もちろん、作者の勤める東京国立博物館にも遊びに行きたくなります。

洋の東西を問わず、また古い新しいを区別しないで美術のことが語られているので、広々した気分になりました。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
博物館の話でありながら、どのように生きていくのかというヒントがたくさんちりばめられている、不思議な一冊でした。

著者の木下さんは、博物館と美術館のことを、”悠久の時間の中で、地球上のあらゆる地域で、ときにはこの宇宙で生み出された造形物を、視覚的、触覚的に凝縮して見せてくれる場所。”と書かれていますが、この表現がとてもよく腑におちました。

作品が時をこえて私達に伝えるものの力強さを教わりました。 

岩波ジュニアは、人生の出発点にたっている若者たちに向けた本のシリーズだそうですが、既に人生を折り返しそうな私のような年代でも、心に響く内容でした。
自分の中にいろんな問題を解決していく力があることを思い出させてくれる場所として、博物館と美術館があるような気がしました。

筆者の木下さんが、100年後には死んでいるからと無責任ではいられない。 ”いま、僕自身やみなさんが行っていることは、確実に100年後の未来に影響を与えてしまうからだ。”と書かれたページでは その一言一言が心に突き刺さりました。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jimmy
形式:新書|Amazonが確認した購入
 「時代の先を見せてくれる」−>「人が集まる」−>「さらに次の企画へ・・」、という博物館における正のスパイラルは、前世紀末期に崩壊してしまいましたが、明治期から戦後にいたるまでは十分機能していたようです。
 最近博物館に普通にいくようになったのは、ある特別展で東京国立博物館(東博)に行ったときに、1980年代以前の東博とはまったく別の心地よい空間に切り替わっていることに気付いたのがきっかけです。私にとっての”失われた90年代”以降何が起きたのか、本書を読むと、その一端が見えてきます。
 展示デザイナーの個人的な自分発見と東博をはじめとした博物館の変化が、同時代の歴史として描かれていきます。客として気付いた変化の裏に、意志をもって仕掛けをしてきた方々の動きがあることを知ると、関心もさらに深まりますね。正のスパイラルのイグニッションに反応して、もっともっと博物館に行きたくなってきました。国内だけでなく、英国、ドイツ、フランスの博物館にも予習してから行きたくなってきました。楽しみです。
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