登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ファンタジーな世界の航海記,
By
レビュー対象商品: 博物戦艦アンヴェイル (朝日ノベルズ) (新書)
天真爛漫な風の主人公と、控えめな性格の女騎士(一応、こっちが主役)が、王命で、伝説に残されている世界の驚異探索の航海にでます。表紙の絵をみて、鉄鎧を着て船はないだろうというのが第一印象でしたが、スルーされずにきっちりと説明があってまずは一安心。帆船小説パートも砲撃戦を除けばそれなり。そのあたりはいいのですが、伝説を探してとあるように、とってもゆるいファンタジーな物語です。 全体的に、つまらないわけではないですが消化不良な感じです。不全世界の創造手のもやもや感が再びといった感想です。ラノベを書く場合のキャラ配置のお約束をあまりに守ろうとしすぎているところや、竹を割ったような敵の性格が面白みを削いでいる気がしてなりません。 面白いかと聞かれると、まあまあ。薦めるかと聞かれるとうーん と唸ってしまいます。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
作風に変化が,
By
レビュー対象商品: 博物戦艦アンヴェイル (朝日ノベルズ) (新書)
これはこれまでの朝日ソノラマ向けの作品と異なり,シリーズになるその第一作で,舞台は異世界の西洋中世 (但し大陸は見えず海ばかり) をアルゴナウタイよろしく金毛氈を求めて海を駆け巡る話.博物戦艦の概念がいま一つはっきりしないが,続く何冊かでコレクションにでも纏まるのだろうか.主人公はなりたての女騎士.国王の少年道化の護衛を務める.戦艦の艦長も少年.読み応えは十分で,奇想はよくもまあ出てくると感心する.作風の変化は,天冥の標に見られたのと同じく性的にリベラルになったことで,ここでの主人公の女性騎士はもしかすると天才道化と夜を共にする間柄になるかも知れない.物理的に一寸おかしいと感じるのは,星空に季節の変化がないことで,これは物理より幾何学的に非現実的である.そのため一点減点.作者いささか疲れが出たか,とも思う.ご自愛を祈る.
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
趣味がいっぱい詰まっている,
By
レビュー対象商品: 博物戦艦アンヴェイル (朝日ノベルズ) (新書)
ティセル・グンドラフは下級貴族の娘なのだけれど、戦争で父を亡くし、母妹を養うためにつてを頼って騎士見習いになった。ようやく叙任というところまで来たのだけれど、戦費負担の影響などもあって、正騎士を雇う余裕がないと言われちゃう。不況って恐ろしいね。これまで歯を食いしばって頑張ったのに。さすがに悪いと思ったのか、交換条件として出されたのが、外洋に出て遺跡調査を行う博物戦艦に乗るならば、騎士に叙任してあげるよ、ということ。外洋は未踏破地域なので怖がって誰も行きたがらないらしい。 例えると、就業環境が厳しい関係会社に出向するなら正社員にしてあげるよ、みたいな条件だと思うけれど、剣を振り回す以外に特技もない16歳の少女には世間は厳しすぎる。ほとんど選択肢を奪われたような状態で引き受けることを決め、王様のもとに詳細を聞きに行くことになりました。 そこで登場する王様は、有能らしいのだけれどちょっと変態。いきなりティセルのスカートをめくって、絶対領域の素晴らしさを力説したりする。王妃様はそんな王様をニコニコ見て笑っているだけ。 そして、彼女は護衛として乗船することになるのだけれど、その護衛対象はジェムという悪ガキ。いきなりティセルに抱きついて胸に顔をうずめたりする。本当だったら成敗してやりたいところなんだけれど、金鈴道化という、王様以外の命令は聞かなくても良い立場なのでそんなこともできず、怒りを押し殺して我慢するしかないのだ。(出港してからはそうでもなくなるけどね。) 未知の海に、大型帆船で挑む大冒険。途中には困難があり、反乱があり、彼らの行く手を阻む敵が登場する。そして、ようやくたどり着いた目的地でもひと波乱ふた波乱ある。基本的にファンタジーなので、時代考証とかはそこそこにして、大いなるロマンを楽しみましょう。 あとがきで、「もっとガンガンいけ!大丈夫文章メディアならいけるはずだ!」とあるけれど、将来、東京都の条例が改正されたら大丈夫じゃなくなるかもね。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
|
|