博多の地元民です。とても楽しく読みました。「博多」に、特に九州外から来られた方には最適の入門書だと思います。
例えば博多人は一般に酒好きですが、「酒に弱い人に無理強いしたりはしない」(76頁)というのは、ほんと。下戸の地元民としてウン十年酒席に出ておりますが「オレの酒が飲めんとや!」と杯を強要されたのは、遙か昔のこと。ここ20年というもの、酒を無理強いされた経験なし。
ただし143頁にもあるように、「ホークスの悪口だけは、いくら寛容な博多人として許さない。要注意!」はまったくそのとおりなので、酔っばらったからと言ってホークスの悪口を言ってはいけません。まわりの博多人(=ホークスファン)酔っぱらいからボコられる危険性大(笑)。それでなくとも、博多の女性の大ヒンシュクをかって「ドン引き」されることは確実。
従って、ホークスに関する情報は特に正確に記述していただく必要があります。
145頁「過去にはプロ野球球団が存在しない20年間もの苦節の時代があった」
赤い字で強調までして、間違ったこと書いてもらっては困ります。福岡におけるプロ球団の「大空位時代」は「10年間」です。
ライオンズが堤義明率いる西武グループに買収され埼玉・所沢市に移転したのが1978年、南海電鉄がホークスをダイエーに売却したのが1988年ですから、福岡に本拠地球団がなかったのは1979〜88年のちょうど10年間です。「苦節十年」を耐え抜いた福岡の野球ファンの、ホークスにかける思いは深く、強いものがあるのです。増刷かかったら、必ず訂正してくださいね!(笑)
博多人は、「自分のこと」を書いてもらうことが大好きですので、この本も福岡でよく売れると思います。