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博士号のとり方 学生と指導教官のための実践ハンドブック
 
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博士号のとり方 学生と指導教官のための実践ハンドブック [単行本(ソフトカバー)]

エステール M フィリップス , デレック S ピュー , 角谷 快彦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,730 通常配送無料 詳細
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博士号のとり方 学生と指導教官のための実践ハンドブック + 社会科学系のための「優秀論文」作成術―プロの学術論文から卒論まで
合計価格: ¥ 4,725

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商品の説明

内容紹介

そうだ、博士になろう!
誰も教えてくれなかった博士号取得法
すべての学生と指導教官必携の一冊
博士号の要件とは何か。そして審査はどうするか。
指導教官と学生の関係:指導教官は学生に何を期待し、学生は指導教官に何を期待するのか。
研究の孤独、キャンパスにおけるハラスメントの対処法
増え続ける留学生、社会人学生へのサポートの仕方・・・
答えはすべてここにあります。

内容(「BOOK」データベースより)

博士号の要件とは何か。そして審査はどうするか。指導教官と学生との関係:指導教官は学生に何を期待し、学生は指導教官に何を期待するのか。研究の孤独、キャンパスにおけるハラスメントへの対処法増え続ける留学生、社会人学生へのサポートの仕方…答えはすべてここに―。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 310ページ
  • 出版社: 出版サポート大樹舎; A5版 (2010/1/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4990455509
  • ISBN-13: 978-4990455507
  • 発売日: 2010/1/25
  • 商品の寸法: 21 x 15.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
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 本書は,以下の12章にわたって,学生が博士号を取るために,学生と,指導教員と,研究科とが,どのような「共同作業」をしなければならないかを明らかにしています。
***
 ( 1)学生は「その分野のプロの研究者になる」というはっきりとした目標を持つことが大切である。
 ( 2)学生は,博士課程に入学する前から大学院等に関する情報を収集しなければならない。
 ( 3)博士課程の本質は,その分野のプロの研究者を育てることにある。
 ( 4)学生は,プロの研究者としての水準を知り,それを超える努力をする決心をしないと,途中で挫折する危険性が高い。
 ( 5)研究の型には,1.探究型研究,2.検証型研究,3.問題解決的研究という3つの型があるが,博士課程として最適なのは,2.検証型研究である。
 ( 6)研究の成果として提出する博士論文には型があり,1.序,2.先行研究,3.研究方法,4.成果,5.議論,結論と貢献という共通の型を踏襲すべきである。
 ( 7)博士課程のプロセスでは,3年間の研究段階ごとに,何をすべきかの研究計画が出発点となり,計画表に基づいて進捗状況を常にチェックし,小論文を公表しながら,完成を目指すべきである。
 ( 8)学生は,指導教官に対して,初めは「理想的なロール・モデル」として,次には,情報を与え合う「研究仲間」として,最終的には,研究と指導方法を分かち合う「同僚」として接することができるように,段階を踏んでうまく付き合わなければならない。
 ( 9)セクハラ,嫌がらせ等,研究に対する障害がある場合には,それを取り除く必要がある。
 (10)審査制度を理解して,特に口頭試験の準備を怠らないようにしなければならない。
 (11)指導教員は,学生の望んでいることをよく理解し,学生の人格を尊重しながら,定期的に学生に会い,効果的なフィードバックを行ないつつ,学生の研究の進捗状況を常に把握しなければならない。
 (12)研究機関は,研究設備を整え,学生に財政的な支援をするだけでなく,学生と指導教員のコミュニケーションがうまくいくように,指導形態のガイドラインを作成するなど,制度自体の改善に努めつつ,学生の論文作成の進捗状況をモニターしなければならない。
***
 どの章も,多くの経験に裏付けられた貴重なアドバイスがちりばめられており,本書は,博士号を取ろうとする学生にとっても,指導のあり方に悩む教員にとっても,また,博士号を授与すべき機関としての大学にとっても,福音となる手引書となっています。
 特に,(8)では,「指導教官を『育てる』必要性」という項目があり(155頁),そこでは,博士課程とは,一方で,学生を学習者から研究者へ,研究者から教育・研究者(同僚)へと育てる課程であるとともに,他方で,指導教員も学生によって教育される課程でもあるということ,すなわち,博士課程は,最高の教育を実現できる課程であることが明らかにされています。
***
 私は,研究科の同僚から薦められてこの本を読んだのですが,今までの自らの研究指導が十分でなかったことを痛感しました。
 そこで,早速,学生の3年間の研究計画とその進捗状況をチェックする表(「博士論文作成・論文指導のスケジュール管理」表)を作成し,研究科に入学する学生に配布すること,および,この情報を全員で共有するため,研究科のホームページにその表を掲載することを提案することにしました。
 また,本書の特色である,「博士課程は,学生と指導教官の共同作業である」(229頁)という精神を活かすため,本書の「付録」に掲載されている「学生のための研究進捗自己診断」(300頁)を参考にして,「三当事者(大学院生・指導教員・研究科)の博士論文に関する自己点検リスト」を作成しました。そして,これを学生と指導教員とが共有するために,研究科のホームページに掲載することを提案することにしました。
***
 本書を読むと,(1)博士号は,学生一人で取るものではないこと,(2)学生と指導教員と研究科が協力し合って「プロの研究者」を育て上げ,その結果として,その学生に博士号を与えるものであること,(3)それを実現するために,学生も,教員も,研究科自体も意識改革と自己点検を進めるべきであること,(4)特に,教員にとって,研究指導は,確かに手間も暇もかかるが,それによって報われる成果は,何ものにも代え難いものとなることを理解することができます。
 本書を読み,そのような意識改革,自己点検の実践を開始した者として,学生の博士号の取得に関与するすべての人々に対して,本書を推薦したいと思います。
 なお,本書の原著(How to get a PhD: a handbook for students and their supervisors)は第4版(2005)ですが,原著には,すでに,第5版(2010)が出ており,研究方法,論文の書き方,自己点検等に関して内容が追加されていますので,原著を読む余裕のある方は,最新版(第5版)を参照されるとよいでしょう。
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By 博士
形式:単行本(ソフトカバー)
海外の大学院生および教員の間では有名で、既に評価の定まった本「How to get a PhD」の日本語版。

サブタイトルの「学生と指導教官のための実践ハンドブック」というのはまさに本書の内容を表わしている。大学院生活で最も重要な要素である学生と指導教官の関係について、「博士号とは何か?」、「何のためにとるのか?」といった本質論から議論を起こし、豊富なケーススタディを用いて多くの示唆を読者に提供している。ケーススタディはリアルに描写されていて大学院に在籍する人なら思わず身近な人を思い浮かべてしまうかもしれない。そして、さまざまな専攻の違いに触れつつも議論を本質論からそらさないため、多くの類書と異なり(この手の「博士号」本には著者とまったく同じ専攻でないと話が通じないものが実に多い)、本書はどの分野を専攻する人にも受け入れられるだろう。

また、近年増加傾向にある女子学生、留学生、社会人学生、障がいを持つ学生等に対する具体的なアドバイスに加え、キャンパスにおけるセクハラ、アカハラ、パワハラに該当するハラスメントへの対策の記述も詳しい(さすが、巨大教育産業を抱える英国の本といったところか)。大学院の経営者にも学ぶべき点も多くあるだろう。

英国の大学院を前提に書かれているので、確かに日本の大学院の事情に必ずしもあてはまらない点もある(例えば、院生のジャーナル投稿に対する考え方)。しかし、全体としては大学院にまつわる万国共通の課題と対処法が実によくまとめられている。現役の大学院生、大学教員はもちろんのこと、これから大学院進学を考えている人も一度は目を通すべき本だろう。
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形式:単行本(ソフトカバー)
知り合いに薦められて読んでみた。博士号とは何かとう本質的な問いから学生と指導教官がすべきことをさまざまなケースを通して論じている。論拠が本質論なだけに分野を超えて内容に汎用性が高い。日本の大学院教育は近年急速な拡大を遂げてきたが、どこかでそもそも博士号とは何なのか、とるには何が求められるのかといった基本的な視点ががおざなりにされてきてはいなかったか。もしそうだとすれば本書は日本の大学院教育に大きな一石を投じるだろう。翻訳も丁寧で読みやすい。大学院に関わる多くの人に読んで欲しい本だ。
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