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南米のエリザベス・テーラー
 
 

南米のエリザベス・テーラー

~ 菊地成孔
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登録情報

  • CD (2005/5/2)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: イーストワークスエンタテインメント
  • 収録時間: 62 分
  • ASIN: B000A13812
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

このCDについて

前作『デギュスタシオン・ア・ジャズ』から約1年ぶりとなる菊地成孔のセカンド・ソロ・アルバムは、旅先のブエノスアイレスから帰国後、完成させた妄想系エキゾチック・ジャズ。カヒミ・カリイをフィーチャーした『恋の面影』、『クレイジー・ヒー・コールズ・ミー』、内田也哉子がポエトリー・リーディングで参加した『パリのエリザベス・テイラー』、バンドネオンにパーカッションを加えたフェイク仕様のタンゴ『ルペ・ヴェレスの葬儀』など、「官能と憂鬱」そして「ラテン」をテーマに、東京・パリで録音された全12曲。

【アーティストについて】
1963年生まれ。音楽家、著述家。双子座のAB型。85年にサキソフォン奏者としてプロデビュー後、山下洋輔グループ、ティポグラフィカなどに在籍。現在、「デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン」「スパンクハッピー」という2つのバンドを主宰。坪口昌恭とのユニット「東京ザヴィヌルバッハ」でも活動している。2004年、「放蕩息子の帰還」を自ら宣言し、初のジャズ・リーダー・アルバム『デギュスタシオン・ア・ジャズ』(ewe)を発表。その発表にあわせ、ダブ・ミックス担当メンバーを擁するリーダー・バンド「菊地成孔クインテット・ライヴ・ダブ」を結成。著述家としては、2003年にエッセイ集『スペインの宇宙食』(小学館)、2004年に『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール』(小学館)、音楽理論書『官能と憂鬱を教えた学校』(河出書房新社)を上梓。私塾「ペンギン大学」でサックスと理論を教えるほか、2000年からは映画美学校音楽美学講座主任講師を、2004年4月からは東京大学教養学部非常勤講師を務める。

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16 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 難解さの中にある感動。, 2006/1/21
最近メディアの露出も著しい菊地成孔のアルバム「南米のエリザベス・テイラー」です。
菊地成孔という名前を知るきっかけになったのはテレビ番組「情熱大陸」でした。
歌舞伎町に住む男性。東京大学特別講師。文筆家。評論家。そして音楽家。幾つもの顔を持っているその姿が印象に残っています。

そして、この人の音楽的人気の根源でもあるのが「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN」というジャズバンド。一度彼らの演奏を聴いた事があるのですが、その音はとても難解で複雑でした。
ジャズとは言っても、今まで聞いた事のないような音。まるで不況和音を楽しんでいるようなメロディレスな展開。「そうか、これが菊地成孔の音なのか」というイメージがそこで付いてしまったんですね。

で、その菊地成孔のソロ・アルバムであるこの作品。
この作品にも「DATE COURSE...」に似たムズカシイ音の扱い方が残っています。でも意外や意外、全体としてはとても聞きやすい!
タイトルからは予想し難いですが、とてもムーディです。艶っぽいヴォーカルが当てられていたり、アコーディオンやサックスがなまめかしく鳴り響いたり、とってもオトナな雰囲気。
また、楽曲にはメロディラインのあるものとメロディレスなものが半々に収録されているのですが、そこで気付いたのがメロディレスな音楽の魅力。最初とても難解な印象を受けていたのですが、聞いてるうちに演奏に隠れていたグルーヴを感じ取れるようになりました。

ジャズはメロディだけで聞くにあらず。それぞれの楽器の音色や、それが交わって生まれるグルーヴ感もまた魅力なり。
そんな教えを乞う気分でした。ジャズの魅力がまたひとつ。
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28 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 何も書けないし, 2005/7/4
何も書く気がしないのは、「全ては聴く本人次第」という至極真っ当な評価しかできない。
という所に菊地氏がこの作品を落とし込んでるからだと思う。
美しいと思う人もいるだろうし、汚いという人もいるだろう。
全ては、聴く側=客体の問題なので、安易に「いい」「悪い」という批評を下しえないんじゃないかな。
「右か左か」という針の振れきった判断ができないし、したくない。

でも、不思議に思うのは菊地氏のソロ作品を聴くと、
ひたすら各人のプレイヤーとしての凄さを発見していくんですけど。
菊地氏はプロデューサー冥利に尽きると言ったところでしょうか。
この作品を聴いてもその感想は変わらない。というかむしろなお凄い。
各々プレーヤビリティが高いのは勿論わかってるんですが、
それを如実に発見させてくれる音楽には中々出会えないので。
だとすると、細部までがちがちにアレンジした。というよりは、
各々のプレーヤーにある程度、裁量を持たせた自由度の高い作品なのかもしれません。

まかり間違ってもフリージャズじゃないでけど。
あぁ、にしても大友氏のギターには奮えます。
なんだろうな、リズム感が半端じゃないんですよね。
ソロ一発目「デキュスタシオン・ア・ジャズ」における「無調ボサノヴァ」での
ギターには目ん玉飛び出たもん。少しでもギター弾いたことある人間なら、
あのリズム感には怖さすら覚えると思う。

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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 これ、かなりイイよ!, 2008/5/6
名前だけは以前から知っていたのですが、初めて菊地成孔氏の音楽を聞いてみました。・・・かなりイイです。なんでもっと早く聴かなかったんだろう。全然難解でもないし、スッと入ってくる感じでした。ちょっと最初から馴染みすぎかな。でも非常に綺麗な音楽です。とてもカッコいい!徹夜明けの疲れた頭と体やちょっと疲れた感じの心にも・・・うーん、きっと癒されます。テキストの官能と憂鬱って表現は如何にも的を得てますね。他のCDも欲しくなってます。夜のパリに行きたくなります。行けないけどね。想像するだけ・・・。
菊地氏曰く「南米のエリザベス・テイラーというのは、象徴であり、具体、存在したかもしれない女優の悲劇という妄想であると同時に、各々無関係なBPMで演奏されるラテン・リズム・フィギュアの事。」だそうです。JAZZには南米のエリザベス・テイラーが潜んでいる・・・。
不協和音って慣れると心地よいんですよね。昔JAPANってUKバンドがありましたよね。私にとってはたぶんあれが最初でしたね、心地よくなったのは。懐かしい。
色んな事を感じさせてくれます。しばらくハマリそうです。
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