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77 人中、75人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ラブドール進化論,
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レビュー対象商品: 南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史 (ハードカバー)
アダルトグッズ(にはとどまらないが)として生産されている人形の、歴史と現在をリポートした本である。私はこの商品について全く無知だったためか、この業界の実態を丁寧に紹介したこの本は、異様におもしろく読めた。タイトルにある「南極1号」に関しては簡単にふれられる程度で、本書のメインは、ラブドールの素材や技術の進化についての説明、それと密接に結びついた生産者たちの試行錯誤の過程、それから、消費のされ方に関する現状分析(なぜレンタル業は衰退したのか等)や、熱烈なマニア(Ta-bo氏)へのインタビューなどにある。 かつてダッチワイフと呼ばれた「ゴム風船」は今やマイナーな存在となり、ウレタンやシリコンで造られた精巧なラブドールが現在、広く流通している。少女タイプのものから大人っぽいボディのもの、アニメ系のものから限りなく写実的なものまで、色々あるそうだ。また、あくまでも「実践」を重視するのか、あるいはより人格的な付き合いにこだわるのかなど、それぞれの製品の特性にこめられた生産者たちの「ものづくり」の哲学の相違が興味ぶかい。 だが、ラブドールの進化を根底で支えているのは、むろん、消費者たちのニーズである。より気持ちよくできるように、より人間らしい触感を体験できるように、さらには、より「愛」せるように…。生産者たちへの要望や、昨今ではインターネット上におけるドールたちへの細かなコメントなどを通して、「彼女」たちの品質向上に貢献してきた。 その生々しい欲望(いま懸案なのは、「尻の穴」と「口」のつくり)と几帳面な探求心がないまぜになったパワーがありありと伝わってきて、妙に感動させられた。
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
真の1号は?,
By カソ・フーウェイ "カソ" (奈良府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史 (ハードカバー)
古くは江戸時代にも存在が考えられるラブドールの歴史と最新技術までの変遷を網羅。ネタがネタだけに実現しないがNHKでの某番組のような作り、中島の曲をバックに流しながら御読みください。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歴史、メーカー&利用者インタビューによる不思議な世界の解明,
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レビュー対象商品: 南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史 (ハードカバー)
名作! かつての空気を入れる「空気嫁」の時代から、現在のシリコン製の本物そっくりのダッチワイフ/ラブドールまでの歴史をたどり、ほとんどコスト度外視の情熱を傾けてリアルさを追求するメーカーたちに詳細なインタビューを敢行。一方でその買い手にも話をきいて、その魅力の源泉を探る。しょせんは代用品のはずなのに、それが実物をも越える奇妙な魅力を漂わせはじめる変な世界をきっちり描き出す。興味本位で終わらず、人の情熱や性について読む者にふと考えさせる、よい一冊。ただし公然と読むのはちょっとはばかられるが……
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