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南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史 (文春文庫)
 
 

南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史 (文春文庫) [文庫]

高月 靖
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 620 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

知られざるダッチワイフの戦後史を綿密な取材で掘り起こすとともに、「ラブドール」と呼ばれる精巧なシリコン製ダッチワイフが開発されるまでの苦労話、エンドユーザー達の悲哀と楽しみを現在進行形で描いた異色のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

高月 靖
1965年、兵庫県生まれ。雑誌、書籍の編集を経てフリーライターに。内外の社会事象を扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 232ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/8/4)
  • ISBN-10: 4167753987
  • ISBN-13: 978-4167753986
  • 発売日: 2009/8/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 真面目なシリコン製ドール開発史, 2009/8/10
By 
ひろ×3 (東京都) - レビューをすべて見る
(トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: 南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史 (文春文庫) (文庫)
なかなか良く出来たドキュメンタリーというのが、本書を読んで第一の感想だ。文体は簡潔で余計な著者の感想等はほとんどない。ストレートで無駄のない内容も好感が持てる。インタビューや文献の取材から構成されているため説得力があり、興味深い内容に満ちている。

この分野を扱った本というのが、ほとんど無いだけに貴重である。題名こそ、「南極1号伝説」となっているものの、それについてはダッチワイフの歴史の一つとして、軽く触れられるにとどまり、現在、興隆を極めているシリコン製ラブドールに至るまでのメーカーサイドの開発の歴史が詳しく載せられている。

有名なオリエント工業だけでなく、ハルミデザインズ、4woods、LEVEL-Dなどの主な国内メーカーにおける責任者の話が載せられており、それぞれどういうコンセプトを抱いて商品を開発、販売しているのかが良く分かる。開発の裏話や、ドールの内部構造も詳しく書かれており、興味のある人にとっては非常に役に立つ本だと思う。ラブドールは、相方に先立たれた老齢者や、障害者の方々の、切なる想いに応える社会的な存在意義がある。

この本はラブドールについて、それほど興味のない人が読んでも面白く読めると思う。この分野でも日本製は優秀であり、そのノウハウがアクトロイドなどのアンドロイド開発に繋がっているのかと思うと感慨深い。ともかくも、本書は公共図書館にも置いてあるような、極めて真面目な本である。
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