19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
見れば見るほど味のある映画, 2010/2/23
レビュー対象商品: 南極料理人 豪華版 (初回限定生産) [DVD] (DVD)
南極での男8人の共同生活。
主役はもちろん料理人である西村淳さんですが
物語の中の本当の主役は「食事」
物語の中で西村さんが「皆様、お昼になりました〜」と自転車に乗りながら
呼びかけるシーンに使われる音楽は「ワルキューレの騎行」
あのスケール感あふれるクラシックがこの物語の中で
いかに食事が偉大なものであるかを表しているようです。
そして、主役の西村淳を演じる堺雅人さん。
もう、映画の撮影である事を忘れて、ひたすら料理を作る事に没頭しているとしか
思えない真剣な表情がとても素敵です。
あと、個人的には字幕をONにして鑑賞する事をお勧めします。
何気なく聞き逃してしまいそうな隊員たちのセリフも
字幕でしっかりチェックしながら見ると面白さが倍増しますよ。
22 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
極寒の単身赴任、男八人四畳半コメディ, 2010/1/2
レビュー対象商品: 南極料理人 豪華版 (初回限定生産) [DVD] (DVD)
コメディといいながら笑わせようなんて仕草はこれ〜っぽっちもない。
登場人物達は極寒の単身赴任の日常を淡々と過ごす。
演じている俳優陣もいたって大まじめに芝居をしている。
でも端から見てるとなんか変。
爆笑、感動、号泣…ありません。
しかし劇場内から聞こえるクスクスクスッという静かな笑い声。(いやほんとに)
そんな映画です。
音楽は一度聞いたら忘れられない、の〜んびり、ゆるっと秀逸です。
邦画で初めてサントラ買いました。
そうそう、見た人は分かるのですが「えっびフライ♪えっびフライ♪」見終わると口ずさんでます。
あと夜中に内緒でラーメン食べたり、ストレスでバター丸かじりすると西村君に見つかってしまいますよ。
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5つ星のうち 4.0
極限下の面白人間ドラマ, 2009/12/11
レビュー対象商品: 南極料理人 豪華版 (初回限定生産) [DVD] (DVD)
深夜、小腹が減ったら、ちょっと外へ出てコンビニへ。
蛇口をひねれば、キレイな水がいつでも使える。
人恋しくなれば、ちょっと街まで出かけて、人ごみに酔ってみたり。
そんな当たり前のことができない地。
それが南極。
しかも、タロやジロがいた『昭和基地』とは違い、
標高は富士山よりも高く、生物はおろか、ウィルスさえ生存できない
厳寒の『南極ドームふじ基地』で繰り広げられる
8人の観測隊員の、面白おかしい物語です。
主人公・西村淳(堺雅人)は、隊員のために毎日料理を作る料理人。
決められた物資の中から、栄養のバランスや、メンタル面の維持なども考慮した上で、
毎日の献立を考えなければならず、和洋中にも通じていなければならないという
とっても責任重大な仕事を担っています。
ただ、本人が望んでこの仕事に就いたかというと・・・。
原作は、実際に南極観測隊員として南極で調理を担当していた西村淳(本人)の
エッセイ『面白南極料理人』で、本物のエピソードの持つ説得力と、現実の奇妙さの
バランスが、いい塩梅に交わり、心静かに展開を見守っていける良作に仕上がっています。
配役も、生瀬勝久やきたろう、豊原功補など、個性豊かで、尚且つ実力も伴う名優ばかり。
実に生き生きとしたキャラクターを演じています。
普段の生活からは、決して想像のできない厳しい環境の下で、ちょっとずつコワれていく人々や、
着々と築かれていく絆など、ものすごくシンプルだけど、スッとのめりこんで行き、
上映時間が終わるころには、
「もう終わってしまうのか」「もうちょっとこの感覚に包まれていたい」という
余韻が残りました。
音楽は、最近活動再開したユニコーンの阿部bが担当し、ほのぼのとした雰囲気を
最大限に生かしていました。
・・・そーいや、生瀬勝久と堺雅人って、『やさぐれパンダ』でのコンビでしたね。
どーりで息ピッタリな筈^^