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2001年2月16日。21世紀最初の誕生日に、高倉健は絵本を出版した。さまざまな体験から汲み取ったことを、子どものために書き記したという。表題作の「南極のペンギン」、「アフリカの少年」、そして「沖縄の運動会」など、10のエピソードがつづられている。エピソードの長さは一定ではない。すべてが上手に語られているわけではない。だが、自らの体験、見聞きしたこと、そして感じたことが、ストレートに表現されている。健さんが惚れ込んだという唐仁原さんの挿絵も、素朴で温かみがあり、エピソードに深みを増している。
そう始まる本書の語り口は、決して饒舌ではなく、健さんの寡黙で不器用なイメージそのままだ。「子どもたちに伝えたい」。そんな思いからか、ひらがなが多く使われている。ルビも多い。しかし、だからといって言葉遣いが易しいわけではない。
- ぼくの名前は 高倉 健。
映画俳優のしごとをしている。
もう四十年以上も 映画のしごとをしている。
そう始まる本書の語り口は、決して饒舌ではなく、健さんの寡黙で不器用なイメージそのままだ。「子どもたちに伝えたい」。そんな思いからか、ひらがなが多く使われている。ルビも多い。しかし、だからといって言葉遣いが易しいわけではない。
40年以上かけて200本以上もの映画に出演した健さん。南極にも行って、北極にも行って、アフリカにも行って…。剣士の役もやった。ヤクザの役もやった。鉄道員も、刑事も、兵士も。数あるエピソードからこの10本を選んだということ。そのことからも、健さんの人柄や気持ちが伝わってきて、胸が熱くなる。健さんが、どうしても子どもに伝えたかったこと。その思いは、うまく伝わるだろうか。(つちだみき) --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
このストーリーを胸の星に!俳優高倉健が世界中で出会った優しい心。
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
内容(「MARC」データベースより)
アフリカの少年、北極のインド人、南極のペンギン、ハワイのベトナム料理人、比叡山の生き仏、ふるさとのおかあさん、奄美の画家と少女、沖縄の運動会…。俳優・高倉健が、世界中で出会った心優しい人々を語る。
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
出版社からのコメント
高倉健氏が2001年に発表し話題となった「南極のペンギン」を、
自ら朗読したCDです。BGMは宇崎竜童氏が作曲。原作と同じく、唐仁原教久氏の
手によるイラストが収録された36Pのブックレット付です。
自ら朗読したCDです。BGMは宇崎竜童氏が作曲。原作と同じく、唐仁原教久氏の
手によるイラストが収録された36Pのブックレット付です。