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ともかく、本盤のようなオリジナル盤は、徹底的に桃子のキャラクターを生かした曲作りが成されている。例えば歌唱力はそれ程だが、独特のウィスパーボイスを生かした曲作りだとか、「南回帰線」等フライトを思わせるコンセプチュアル的な拘りも見せつつ、ジャケットまで統一性を見せた製作を行った。アップ写真を常套手段としたアイドルのジャンルにおいて、このようなジャケは異例だろう。しかし、これらも林氏自身が意図的に行った事だ。彼、曰く「アイドルだからといって妥協はせず、歌謡曲を一段高みに上げたい」というようなコメントを後にした。確かに、そのような意図性は垣間見ることができる。
アイドル曲でありながら、クリエイティビティ―も垣間見る事が出来る盤であり、試験的な雰囲気も感じる盤だ。
リリース:1985年
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