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南北朝の動乱 (戦争の日本史8)
 
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南北朝の動乱 (戦争の日本史8) [単行本]

森 茂暁
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本が経験した未曾有の大転換期=南北朝時代。二つの朝廷と複雑な勢力抗争が絡んだ動乱はなぜ全国に広がり、半世紀以上に及んだのか。個性豊かな人物像とその時代に迫り、南朝が大きく顕彰された近代史にも言及する。

レビュー

担当編集者より
二つの王権の時代、というのは世界史にもいくつも存在し、それぞれに魅力的です。日本史の南北朝には、この上に、史上屈指の個性がずらりと顔を並べ、日本通史の中でも殊に人気があります。大規模な物語『太平記』によって、その大部分の人物はみな世に知られていますが、史実にそって調べていても、物語に劣らない劇的エピソードも珍しくないのがこの時代の特色といえるでしょう。学校教科書では数ページに過ぎないこの時代、大転換期、また長く悲惨な内乱の時代に何があったか、細部を追うだけでも興味深いですが、どうして時代はそう動いたかを知りたいかたには、近年の内乱史研究の潮流も紹介され、手がかりとなると思います。著者はあとがきで、ほかの時期にも関心はあるのに、南北朝時代に、次々に興味をひかれる課題が現れて「足を洗う」事が出来ない、と告白しています。時代の魅力を熟知する専門家の案内で、中世南北朝の日本を探検してみるのはいかがでしょうか。(悠)

登録情報

  • 単行本: 258ページ
  • 出版社: 吉川弘文館 (2007/8/17)
  • ISBN-10: 4642063188
  • ISBN-13: 978-4642063180
  • 発売日: 2007/8/17
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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為になった 2008/9/19
By 黒矢龍作 VINE™ メンバー
形式:単行本
複雑な南北朝の歴史を見事にまとめた一冊だと思う。南北合一後、嘉吉の乱あたりにまで触れており、これらを通して鎌倉時代の崩壊以降、室町時代とはなんだったのか、という形で論じられている。

帝位に就けずに没落していった皇統の人々や、地方の荘園内における領主一族の主導権争いなど、細かい事象にも触れられており、書物としては後半、とっちらかった印象が無きにしも非ずだけれども、知らなかった事、この時代の様々な側面を知ることが出来るので、為になったという好印象の方が強く残る。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:単行本
 南北朝はドラマや小説でも比較的取り扱われることが少なく、マイナーな感が強いが、様々な点において特異な時代である。
 皇統が二つに分裂したことをはじめ、後醍醐天皇に代表される強烈なキャラクターが多数登場し、良くも悪くもエネルギーのあふれる時代である。また近代にはいっても天皇を自称する人が現れるなど、後々の時代に与えた影響も少なくない。
 意外によく知らない時代への包括的な理解と視点を提供してくれる一冊である。
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